A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

Recording Words 072 清潔好き

2010-02-16 23:25:41 | ことば
子供のうちに清潔好きの感覚を、それが情熱となるほどまでに焚きつけるべきである。後日それは、たえず新しく姿をかえながら高まってゆき、ほとんどすべての美徳にゆきつく。そして最後にはそれは、あらゆる才能の補正として、清潔、節度、温厚、品性のいわば光の面紗(ヴェール)のように見えてくる、―幸福を身にたずさえ、幸福を身のまわりにひろめるものとして。
(フリードリッヒ・ニーチェ『ニーチェ全集6 人間的、あまりに人間的Ⅱ』中島義生訳、筑摩書房/ちくま学芸文庫、1994年、p.199-200)

残念ながら清潔好きの感覚が身につかなかったせいで、片付けが追いつかない。