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SNAVの切符を入手した筆者は、船付き場へ向かい、どの岸壁にSNAVの船が着岸するかを確認した。佐渡汽船ならば、岸壁は立ち入り禁止区域だが、イタリアは万事大らかで適当な国なので、岸壁をプラプラ歩いていても文句は言われない。大体、佐渡汽船のような改札場所などは無いので、船が着岸し乗客が下船するのと入れ替わりに乗船客が乗り込むシステムであり、船の入り口部分で船員が切符のもぎりを行い改札代わりにしている。カーフェリーと言っても車十数台を積み込めば満杯になるような小さな船なので佐渡汽船のように搭乗橋などの大掛かりな設備は不要である。カーフェリーの出口は船尾だけなので後部からバックで積み込み、到着港では前進で降りるかあるいはその逆で移動する。佐渡汽船に今春就航した新造カーフェリーのように船内に車の回転設備がある訳ではないのでこうせざるを得ないが不便はないようだ。午後18時47分にプロチダからの高速双胴船がナポリに到着し、これが折り返しのナポリ発午後19時の便になる。筆者はこの船に乗り、スーツケースを荷物置き場に置いた後、前方席に着席した。高速双胴船の乗り心地は快適だが、少し波に弱いようで、時々がくがくと揺れる。ナポリの日没時刻は午後7時15分であり、双胴船がプロチダ港に到着する7時45分頃は真っ暗となりプロチダの夜景撮影には絶好の時間帯になる。一便早いCAREMARに乗れた場合はプロチダ到着は午後7時であり、まだ日が暮れない時間帯で夜景撮影には適さなかったのでSNAVを選んで正解であった。
手前に停泊しているのはイスキアに向かう船で、奥にいるのがプロチダ行きのCAREMARの高速船
これは大型旅客船
グーグルストリートビューで見た「スナックバー」があった
埠頭前の広場
埠頭近くにはこんな要塞があった
18時15分発プロチダ行きのCAREMARの高速船は満員!
18時23分にナポリ港に到着したカーフェリーから
観光客が続々と降りて来た
そして
旅客船の前を通り抜け
道路を横断して
要塞の方へと向かって行った
Priority Tagが付けられた筆者のスーツケース
ベスビオス火山
18時31分に別のカーフェリーが到着した
やがて18時45分にプロチダからの高速双胴船が入港
18時47分に着岸し
18時49分に下船開始、これが折り返しナポリ発午後7時の便になる
ナポリ港から出航直後に船内から撮影したナポリ港の倉庫群
高速船内の座席配列は、横3-4-3と佐渡汽船のジェットフォイルよりも狭い