ま、表題のとおりで、このブログが面白いと言う人はほとんどおるまい。その理由は官製ブログだからだ。佐渡観光協会へは佐渡市観光課からの天下りが多いらしく、準公務員扱いなのだ。だから一党一派に偏するようなスタンスで物は書けない。あくまでも公正中立を保たなくてはいけないので、特定のお店に肩入れするような記事は到底書けないし、表立った批判もできない。かと言って過度のよいしょもできないので、当たり障りのない紹介記事に終始せざるを得ない。だが、このブログの致命的な欠陥を見事に指摘したツイッター屋さんが現れた。
「triathlete515とら吉
情報発信はもっと意欲的かつ頻繁にしないと…。あえて佐渡観光協会さんのつぶやきには反応しないかなと。←厳しい言い方をすれば、新潟県民で佐渡に行ったことのない人でさえ興味なしです。佐渡ファンより」
2月1日
これに対する佐渡観光協会事務局の返事は、以下のとおりである。
「佐渡観光情報発信につきまして皆さんのご期待にそうような内容、クオリティになっておらず恐縮です。この場を借りてお詫び申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻お願いいたします。 11:25 PM Feb 1」
典型的なお役所答弁である。ならば、何故毎日ブログを更新しないのか?観光協会にはウエブ担当専従の人がいるはずなので、毎日更新などは容易なはずだ。記事内容などは、観光情報だけに限定せずともよい、両津の街をふらっと歩き、眼に止まった、季節の何気ない移り変わり、等々、書くことはいくらでもあろうに。とは言え、いかんせん、佐渡の翼のようなおちゃらけた内容、もっと高尚な言い方をすれば、ウイットに富んだ文章を書く能力に欠けるのだろう。一党一派に偏することなく面白い文章などいくらでも書ける。つまるところ、文章作成能力に長けた人材の不足を露呈しているだけに過ぎないのだ。個人的な愚痴や組織に対する不平不満と佐渡観光情報をごちゃまぜにしてつぶやくへらへら輩をいつまでたっても注意指導すらできない組織だ、佐渡観光などすたれて当然であろうに。