当ブログの影響力の大きさを勘案すれば、当ブログに歯向かう佐渡の飲食店などは簡単に論破できる。たとえ「ちんぴら」と陰口を叩く輩がいようとも、当ブログの正常にしてかつ合法的な執筆活動に対し、いちゃもんやいいがかりをつけてくるようなら、徹底的に、そのちんぴら以下の輩に報復をする。だが、一度歯向かっても、その後恭順の意を示せば、当ブログはそれ以上深追いするような極悪非道な真似はしない。そして当ブログにそれだけの権力と権威を付与させたのは他ならぬ佐渡島民である。当ブログのせいで客足が落ちたと泣き言を言いたければ、そうした佐渡島民にその不満をぶつけるべきであろう。まるで、水戸黄門の印籠の如く、「佐渡の翼」と言うブランドを示せば、佐渡島内の飲食店主は誰もがすぐさまひれ伏してしまう。それほど強固な権威を獲得してしまったのだ。かくて、佐渡の翼は、佐渡の全飲食店をその配下に置いたも同然である。某情報掲示板に誹謗中傷を書き込んだところで無駄な抵抗である。管理人がすぐさま削除行動に出るからだ。いくら書き込み者が馬鹿とは言え、掲示板の管理人は佐渡島民を法廷の場に晒すような真似はしたくはないだろう。
それにしても、世の中の人と言う者は、他人のプライバシーに関心を示したがる。その日一日の行動を記述しただけなのに、そのような日記記事にアクセスする人が多いのがその証拠だ。これがそんじょそこらの島内ブロガーが、やれ「今日のお天気は」、やれ「今日のお祭りは」と書いて、日記をしたためたところで、どれも似たような文面になるため、面白くも何ともないのだが。。。。
昨年の12月11日、筆者は、共同通信本社が入居する汐留メデイアタワーを訪ねてみた。このビルの25階以上がパークホテルになっており、そのロビー階に、ミシュラン★の「タテルヨシノ汐留」がある。「タテルヨシノ」は都内にはここを含め3店舗あり、いずれも星付きのレストランである。筆者は予め予約した上で、午前11時半丁度にお店にお邪魔した。店内はホテルの施設にしては意外に狭く、二人掛けの席が6卓、4人掛けの席が1卓、そして6人掛けの席が1卓あるだけのこじんまりとした構成であった。着席するとウエイター氏が「お飲み物はどういたしましょうか?」と問うてきたので、「お水をお願いします」と答えた。するとウエイター氏が「ミネラルウオーターのご用意がございますが」と言いかけたので筆者は、「タップウオーターをお願いします」と言い、ウエイター氏の「ミネラルウオーターでしたら、ガス有りとガス無しがございますがどちらにしましょうか?」と言う問いかけを封じ込めた。「タップウオーター」、即ち水道水なら無料だが、ミネラルウオーターならば有料だからだ。何も知らない人はついついウエイター氏の誘導尋問にひっかかる。すると、水代を支払わねばならない羽目に陥るので、もしも間違って高級フレンチレストランに入り込んだ場合のお水注文方法としては、馬鹿の一つ覚えで「タップウオーターをお願いします」と言えばいい。筆者は、アミューズブーシュ、前菜、魚料理、デザート、オーガニックコーヒーと小菓子から成る、Menu A(¥3,500 )を注文した。
口始めに、グリエールチーズを練りこんだシューが出された。銀座のベージュアランデュカスの時と同様な手法である。味は無論美味しい!アミューズブーシュは、山梨産の有機卵の上にレモン風味の生クリームを乗せた物で、これは極普通のお味で、取り立てて感動するほどの代物では無かった。前菜は「タラバガニのポシェアルガン風味のブーケを添えて」である。タラバガニの身をほぐした物を薄切りの野菜で巻いた一品で、山梨産の有機野菜とハーブ、及びアボガドとマンゴーがその周囲を覆っていた。泡状の物は、生ハムのエッセンスを乳化状にしたものだとか。タラバガニの身はよく調理されていて、水っぽさなどは感じなかった。メインは真鯛のグリエで、粒貝、アサリ、ムール貝の身などを混ぜた付け合せとソースが添えられており、標準的なクオリテイであった。デザートは「クイニーアマンステラマリス風」をチョイス。クイニーアマンとは、フランスのブルターニュ地方が発祥のバターをふんだんに使ったクロワッサン風の焼き菓子の事である。「このお店のクイニーアマンは、国際クイニーアマンコンテストで優勝しました」と店員が盛んに自慢していた。確かに美味しいデザートではあった。紅茶にはワゴンから小菓子が好きなだけ選べたが、筆者は、アーモンドチョコ、マドレーヌ、ヌガーの3個だけを選ぶに留めておいた。コース料理はキャバクラ同様、きっかり1時間で終了した。サービス料込みのお代は4042円、ま、★が妥当かなと思った「タテルヨシノ汐留」であった。