我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

福島3号機から湯気が出ています

2014-01-03 21:52:10 | 放射能関連

お正月なのですが、昨日2日、福島3号機では湯気が出ていたそうです。

ニュースでは放送していないような気がしますが、聞かれた方はおられるでしょうか?

東電の1月2日の日報では

※平成26年1月2日午前7時44分頃、3号機原子炉建屋5階中央部近傍より、湯気が発生していることをカメラにて確認。同日午前7時52分時点の プラント状況、モニタリングポストの指示値等に異常は確認されていない(午前7時40分時点の気象データは、気温3.9℃、湿度91.2%)。

と書いてありましたが、指示値などに異常が確認されていないって信じられますか?

この現象は12月27日にも起こっています。

アメリカのニュースを邦訳したサイトでは

福島3号機は死のスチームを噴出しています!放射能警報・アメリカ西海岸 という見出しで記事が始まっています。

東電の日報はネットでは誰にでも開示されているわけですが、モニタリングポストの指示値等に異常は確認されていないということでニュースにもならないのでしょうか?

本当にモニタリングポストの数値に異常は確認されていないのか、あなたは疑問に思いませんか?

さて、話は変わり、今朝のTVで(再放送だったかも)、ロシア出身のテニスプレーヤーのマリア・シャラポワ選手の生い立ちを少し見ました。

彼女がお母さんのお腹の中にいる時チェルノブイリにごく近いところに住んでおられたそうです。チェルノブイリの事故から4ヶ月後、お母さんの妊娠がわかり、お父さんは生まれてくる子どものためと新しい命を宿している妻のためにそれまでの生活をすべて捨てて、チェルノブイリからできるだけ離れることを決意し3000km向こうのシベリアに移り住むことになったそうです。

日本でも福島から子どものためにと遠く離れた沖縄に移住された方もおられます。
私はその方が賢明な選択のように思えてなりません。

「福島の復興なくして」と野田前総理が言っていましたが、本当に復興することができるのでしょうか?

チェルノブイリと同等のレベル7と位置づけられている福島の原発事故

知恵蔵の「メルトダウン」の説明は

メルトダウンは炉心溶融とも呼ばれる原子炉の重大事故の一つ。冷却系統の故障により炉心の温度が異常に上昇し、核燃料が融解すること。燃料の大部分が溶融し、圧力容器の底に溜まった状態をメルトダウンとし、高温により圧力容器の底が溶かされて燃料が容器の底を突きぬけることをメルトスルー(溶融貫通)と呼ぶ。メルトダウンを起こした例として、1966年のエンリコ・フェルミ炉事故(高速増殖炉・米国)や、79年のスリーマイル島原子力発電所事故(米国)、さらにメルトスルーに進んだ例としては86年のチェルノブイリ原子力発電所事故(旧ソ連)、そして2011年の福島第一原子力発電所事故などがある。
原子炉では、核燃料を融点の高い合金で被覆した燃料棒を多数並べ、一定の割合で安定して核分裂反応が進む臨界状態に置いて熱を生み出す。この熱で冷却材を加熱し、発生した蒸気でタービンを回して発電機を動かす。原子炉の運転中に、この冷却材もしくは冷却材を液体に戻すための2次冷却水などの系統に何らかの問題が発生して、その機能が失われたり、炉心の出力が異常に上昇したりすると炉心が過熱する。この状態が続くと、やがて燃料棒が溶け落ちるなどして、重大な事故を引き起こす。制御棒などによって原子炉を停止させても、あるいは使用済みの核燃料であっても、放射性崩壊による熱によって、かなりの期間、高熱を発生しているので、冷却されなければ同様の事故につながる。
さらにメルトダウンが進み、核燃料が溶け落ちると、高熱により圧力容器や格納容器の壁を溶かして貫通して放射性物質が外に溢れ出すメルトスルー、俗にいうチャイナシンドロームの状態を引き起こす。また、溶融した核燃料によって格納容器の水が急激に沸騰し、水蒸気爆発を起こして放射性物質が大気中に飛散する。さらには、溶融した核燃料が容器の底部に集まるなどし、再臨界により暴走して核爆発に至る。いずれの事態であっても、環境中に重大な核汚染を招くことになる。
福島第一原子力発電所事故においても、地震と津波によって冷却系統の電源が失われ、冷却装置の配管が損傷するなどしてメルトダウンが起きた。核燃料は圧力容器を突き抜け、格納容器にも穴があくメルトスルーにまで至ったとみられる。この結果、周辺の土壌や海域に大量の放射性物質をまき散らし、暫定評価は最悪のレベル7という深刻な事故となった。メルトダウンは原子炉の状態を学術的に定義する用語ではなく、一般には、燃料の被覆管が損傷する炉心損傷や、燃料ペレットの溶融などを含むものと考えられる。原子力専門家らは、東京電力や原子力・安全保安院がこれらを切り離して呼び分けることで、被害状況を意図的に小さく見せようとしていたと批判している。
( 金谷俊秀  ライター )

復興を言いながら、原発を輸出しようとしている日本は、廃棄燃料も引き受けるという約束もしているらしいという噂も聞きました。
日本のどこに廃棄燃料を保存するのでしょうか?汚染されている地域なら置いても大丈夫みたいな感覚なのでしょうか?

核の廃棄燃料は現代の科学、化学では無害化することができません。
無害化できないものをこれ以上増やさないで欲しいと、心から願います。

最後に1992年、12歳の少女の伝説のメッセージを是非お聞きください

セヴァン・カリス=スズキ/リオサミット「伝説のスピーチ」

21年たった今、私たちの世界は前より酷くなっているとは思われませんか?

ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。

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