我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

ワンコ初風呂模様

2011-01-02 19:05:21 | 凛太郎&ハク&ボス猫

雪もほぼ溶け、朝は道が濡れていたので、凛太郎はスリングバック。ハクの散歩も短めにすませ、早々に帰宅。

夕方は凛太郎も普通にお散歩。散歩の途中で立ち止まり、ハクに「おいで」を教えるのだけど、ぜんぜん言う事を聞かない。

凛太郎も最初はぜんぜん聞かなかったし、今でもあまり聞かないけど、ハクに教えている母ちゃんを見ていた。

試しに、凛太郎に「おいで」を言ったらすぐに来た。めずらしい。

でも、ちょっと嬉しい。けど、いつもわかってて聞かへんのやなと思ったら

母ちゃんはワンコに馬鹿にされているのか・・・。

 

運動させてやろうとロングリードで散歩していたら、田んぼの畦でハクが埋めてあった、なんか赤いものを食べた。気がついたときは口の中に入れる瞬間。ロングリードだったので口をこじ開ける間もなく。

うひゃ。気持ち悪い。この後、なんともなかったらいいのやけど。

凛太郎を、ふと見たらお腹べっちょり。拭いたらすむかと思っていたけど、その後田んぼの畦を歩きまわったのでしっかりドロドロ。拭いたくらいで済まなくなった。拭いても取れない~。

ワンコはあまりお風呂に入れない方がいいという考え方もあるけれど、「お風呂に入ろ」というとなんだか「OK」の感じ。ということで、本日2011年初風呂。

「ちょっと待ってて」と言ったら、賢く待機。おっ!入る気満々?

とはいえ、いつもお湯につけると、せっかっく買ってやったワンコの洗い桶から脱走する。今日は少し考えて、湯船に蓋を渡して、その上に洗い桶を置いてみた。成功。最後まで脱走せず、お湯に浸かることもできた。私もあまり濡れずにすんだ。

ハクは凛太郎を羨ましがるので、「ハクも入るか?」と。ついでに洗浄。

ハクは桶に入れることも叶わず、お風呂場で逃げまわるのが常。でも、今日は大人しく洗われてくれた。シャンプーの間は大人しかったけど、シャワーは相変わらず逃げる。それでも今までよりはマシ。けど、私はすっかりベッチョベチョ。

そして、この後が問題。ドライヤーを怖がる。寒いから完璧に乾かしたいというのはニンゲンの勝手かもしれないが、凛太郎と違って土間暮らしのハクはきっと寒いに違いない。ぐっと寒くなるまでは、土間のケージに私も入り、その中で乾かしていた。でも、今日は寒いし。土間で乾かすと私も風邪ひきそうやし。

ということで、母ちゃんは根性を入れて、ハクを打き抱え、ストーブの前に連れていった。ストーブ初体験のハクは火が怖いようで、ストーブの前から逃げようとした。

シッポをつかんだり、足をつかんだり、抱っこしたりで、なんとかドライヤーで乾かそうと。ロングの凛太郎より毛が密集しているハクの方が乾かすのに時間がかかる。

 

ハク:ボクは別にあろていらんのやけど・・・

凛太郎:わかる、わかる。でもたまにやと気持ちええで。ぼくなんか、汚れてきたら電気おこるねん。なんでやろ。母ちゃんに耳の毛といてもろたら毛がたつねん。すごいで。でもシャンプーしてもろたら、それなくなるねん。なんでやろ。

ハク:ボクはそういうことないしな。毛が短いしかな。でもシャワーもドライヤーいうのか?音するのはなんか怖いねん。

凛太郎:そのうち慣れるて。せやけど母ちゃんえげつなかったな。

ハク:そやろ~。シッポつかんで引き戻すなんて、ニンゲンのすることちゃうし。ボク、キャンて言うてるのに手ぇつかんで放してくれへんかったしな。

凛太郎:せやろ。母ちゃんは時々えげつないねん。ほんま、しんから怒ったら噛まれるしな。

ハク:せやせや。ボクも噛まれた。母ちゃんをちょっと甘噛みしただけやのに。

凛太郎:気ィつけや。噛まれたら痛くなくてもキャンって言うんやで。せやないと何時までも噛んでるし。

ハク:うん、そうする。ほんま怒ったら怖いもんな。あんなニンゲン見たことない。でもな兄ちゃん、世の中にはもっとエゲツナイニンゲンもいるで。

凛太郎:そうか。ハクは捨て犬っちゅうヤツやったもんな。苦労したんやな。せやけど、母ちゃんに「おいで」って言われたら行ったりや。母ちゃん、今日がっくり来てたで。「ハクと信頼関係でけてへんのやな」って。

ハク:「おいで」の練習してへんから「おいで」が何かわからへんもん。なんか食べるもんくれたら話は別やけどな。

凛太郎:ハクの気持ちはわかるよ。でも母ちゃんあんまりションボリしてたから、ボクは今日言う事聞いて「おいで」と言われたら素直に聞いてあげてたんよ。兄ちゃんに苦労させんようにしてや。

ハク:なるべくそうするワン。でも、ボクすぐに忘れるしな~。ご飯もろて、寝るとこあるのは嬉しいけど、思いっきり走りまわりたいわ。兄ちゃん昨日、ちょっとだけ放してもろてたやろ。ボクも放して欲しい。

凛太郎:ボクかて、散歩の途中に放してもろたん昨日が生まれて初めてやで。田んぼの畦道だけやったしな。ハクは庭でも脱走するから無理やわ。あきらめ。

ハク:ショボン・・・・・。

凛太郎:新しい家行ったら、ドックランとかいうもん作ってくれるらしいで。ま、母ちゃんのことやからいつになるかわからんけどな。ちょっとどんくさいとこあるから。一人で作るつもりらしいし。気ぃなごうな。

ハク:ワン!

母ちゃん:あれな、鳥獣防止網いうもんやねん。ものすごく重たいねん。がんばって3つ、45メートル分こうたけど。1つ20キロ以上あるからな。持って運ぶだけで大変やねん。でも、きっと作ったるしな。言うても10m四方の大きさやけど。ええやろそんだけあったら、あんたら好きに走り回れるデ。ハクにしたら狭いかもしれんけどな。楽しみにしとき。母ちゃんがんばるで~

凛&ハク:その前に家の掃除やろ~~~

母ちゃん:ショボン~


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