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こちら黒金町の4階です。

静岡県労福協を身近に感じていただくために事務局員が交代で情報の発信しています。

支える人のケア

2010-12-06 | ライフサポートセンターしずおか
12月に入りました。今年もあと残り1ヵ月を切り、何かと気ぜわしくなって来ました。

第3回の県労福協理事会・幹事会が終わってやれやれというところですが、ここ最近は、
勤労者美術展の広報掲載を各市町担当課へ要請の為訪問したり、「地域役立資金」の運
営管理委員会の各事業部会(活動拠点づくり、生きがいづくり、人づくり)へ出席した
りで正直バタバタしています。(汗)

先週土曜日にライフサポートセンターしずおか主催の「支えるひとのケア」というセミ
ナー&音楽鑑賞に参加しました。このセミナーの開催趣旨は、心に悩みを抱えた人をそ
ばで支える人や家族など、支える人のケアも大事で悩みを抱え過ぎない為のアドバイス
や、音楽鑑賞で日々の疲れを癒して頂こうというものです。

どんな状況なのか会場へ入ってびっくり、50人の募集定員に対して150名近くの参
加者があり、この手のセミナーがこれまで無かった事もあり、また多くの関心ある方が
いるという事を改めて認識する事ができました。

第1部の講演の後、講師への質問時間が設けられ、何人かの方が質問や意見をされまし
た。そのうちの1人の方は、赤裸々に自分の日常を語る中で今の医療の実態や、精神的
な苦痛など当事者しか分からない現実を切々と涙ながらに訴えました。聞いているうち
に胸が苦しくなる思いがしました。

この様に苦しんでいる人が世の中には大勢いるんだ・・。

第2部の音楽鑑賞で心が癒されました。本当は支える人が癒されなければならないのに。
県労福協として、この様な方たちの対応はとても難しい問題で、専門機関による十分な
対応が必要だと考えます。ただ、悩まれている方を専門機関へ導く橋渡しならライフサ
ポートセンターが日常行っており、この様なセミナーの企画を今後多く手がけていく必
要があると感じました。ライフサポートセンター中部事務所のみなさんご苦労様でした。
東部、西部での開催も是非検討頂きたいと思います。(金)



LSCしずおか スタッフ会議

2010-10-20 | ライフサポートセンターしずおか
「LSC(ライフサポートセンター)しずおか」のスタッフ会議は毎月の中旬~下旬にかけて開催がされています。
会議は「地域での現状・LSC活動進捗状況」や「ろうきん・労済・LSC友の会の現況報告」等々の「報告事項」と課題等を審議決定する「協議事項」で構成されています。参加メンバーはLSCスタッフに加え、ろうきん・労済・LSC友の会・県労福協から担当者が参加します。

会議の中心は何と言っても「各地地域の現状」と「LSC活動進捗状況」の報告です。現況を点検・把握しながら「状況を共有」するという重要な意味を持つことから「各ブロック」からの報告は熱も入れば時間を費やします。
本日の会議でも幾つかの報告が有りましたが特徴的なものを紹介します。

それは「行政」との関係です。「LSCしずおか」の広報活動として各市町が発行している「広報誌」への掲載が温度差はありますがほぼ県下全域で取り組んで頂いています。その広報を見ての相談も今年度500件弱の数であります。

「脳いきいき講座」や「今から始める老い支度」等のイベント開催にあたっては、後援をはじめ「会場の貸与」「スタッフの派遣」等々深い関わりが目立ってきました。具体的な行動が増えてきていることはスタッフの皆さんの日々の働き掛けが大きいのは言うまでも有りませんが「地区労福協の役員さん」の存在も大きいと考えます。

「LSCしずおか」の活動は設立以来、様々の議論と活動を通じて「地域での間口」が拡大しその活動も地域に定着しつつあります。加えて徐々にではありますが各方面からの支持・評価も高まりつつあると感じています。(K)



写真は、秋の空。菊川の土手サイクリング中。南の空は高く、涼しげな雲がわたってゆきます。(Chu)


支える人のケア

2010-10-14 | ライフサポートセンターしずおか
最近、心の悩みを抱えた人のケアや身体介護など「そばで支える人」の“ケア”について注目した報道を目にすることがあります。毎日つづく悩み・疲れ・不安など抱えすぎた家族などの重荷をどうして癒すか。
今では、多くの方が同じ悩みを抱えていると聞きます。

“LSCしずおか”で行っている「何でも相談」の中でも最近の特徴として“心の悩み”がいつも上位にあると言うことです。そこで“LSCしずおか”では、行政や関係組織からご協力を得て、そんな“支える人のケア”についての新企画(講演と音楽鑑賞)を行うことになりました。

日 時:2010年12月4日(土)13:00~15:00
会 場:静岡音楽館AOI(JR静岡駅北口すぐ)
定 員:先着50名
参加費:無料(事前申込みが必要です)
申込み:ライフサポートセンター中部事務所 TEL:054-288-3750



講師は、静岡市こころの健康センターの佐野光正先生(精神科医師)
また、音楽鑑賞は稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブルによる「生演奏」

くわしくは、LSCしずおかのホームページをご覧ください。





写真は、尾瀬の強力さん。80Kg~100Kgほどは担ぐようです。



草紅葉と白樺。



紅葉した白樺に光があたり、雲も動いています。






生き方のコツ・死に方の選択

2010-09-09 | ライフサポートセンターしずおか
一昨日、LSCしずおかとコープしずおかで主催する「今からはじめる老い支度」の4回連続講座があり、高橋卓志氏(松本市神宮寺住職)の講演「生き方のコツ・死に方の選択」をきかせていただきました。(9/7にKさんから投稿があった講演と同じです)

最近のお葬式事情について、お葬式費用の内訳や戒名の意味、お葬式の流れなどについて 改めて勉強になりました。

神宮寺で葬儀をされた実例を通して、今ありがちな葬儀屋さんに葬儀のすべてを任せるのでなく、お寺と亡くなる方(或いは遺族)が一緒になって儀式をプロデュース・デザインして行く過程を分かりやすく説明してくれます。亡くなる前の相談や葬儀の日時・場所・規模・備品・費用などの相談などを通じて「お寺と遺族」が協業しながらすすめる方式です。

ただ漫然と死を迎え、ビジネス化・システム化されたお葬式を済ませるのではなく、自分の葬式やお墓について、今一度考える機会をいただきました。



写真は、菊川河口の夕暮れ。穏やかな一日が終わろうとしています。明日も良い日でありますように(Chu)




今からはじめる老い支度

2010-09-07 | ライフサポートセンターしずおか
セカンドライフを応援する連続講座として「今からはじめる老い支度」があります。連続講座ですので内容は「生き方のコツ・死に方の選択ー老病死のデザインー」「成年後見制度を理解する」「自分らしい逝き方」「現代お墓事情」の4部立になっています。

今日は第1回目の講座で「生き方のコツ・死に方の選択」のテーマで講師は松本市にある神宮寺住職、NPO法人ライフデザインセンター代表でもある「高橋 卓志さん」です。生老病死にかかわる諸問題の解決に、寺を拠点として幅広く活動を展開している方です。
そんな彼の活動と著書の1つでもある「寺よ、変われ」を読んで楽しみにしていた講演でした。

その講演の内容で私なりに感じた点を幾つか報告いたします。
「坊さん変われば、葬儀も変わる」高橋講師が特集した「平成お葬式入門」の巻頭に書かれている言葉です。葬儀という1つの儀式を通じてそれに関わる人達の役割について改めて考えさせられました。

併せて「ステージであるお寺」の役割、本来の昔から果たしてきた役割が時代の移り変わりで忘れさられていること

本日の講演テーマである「老病死のデザイン」の講演を聴きながら考えさせられたのは日常生活においての「本来の役割」「守らなければならないもの」「忘れられている原則・ルール」「歴史・文化の継承」等々です。

今日の講演で頂いた色々な資料を精読して今後の活動に結びつけていきたいと考えます。(K)



写真は、菊川河口の夕景。南の空には、夕陽に照らされた雲がほんのりと赤く染まっています。自然に接しているときの朝晩は「命」を感じる時間です。(Chu)




人気のあるセミナー

2010-08-26 | ライフサポートセンターしずおか
ご存知の「ライフサポートセンターしずおか」では東・中・西の県下各ブロックで地域ニーズ等を反映しながら「生きがいづくり」の活動として様々な「イベント・セミナー」を実施しています。それと近年の大きな特徴は「イベント・セミナー」の共同開催をNPOやボランティア団体等の地域活動を展開している諸団体から呼び掛けがあり「共同開催」のパターンも増加していますし、参加者の顔ぶれも多彩で幅広くなっています。

そんな中から最近特に人気を博して話題になっているセミナーが「脳いきいき講座」と「今からはじめる老い支度」です。どちらも昨年度から実施していますが「脳いきいき講座」が600名弱、「今からはじめる老い支度」が800名余りと参加者は増加の一途です。それも参加者を「集める」ではなく「集まる」講座になっており予定した定員オーバーもしばしばです。

主催者としては本当に喜ばしい限りですがこれからの「課題」も見えてきています。
講座として、人気があるというのは「いずれ自分もその場面に」との思い、不安があるからその対処方法を求めての参加も多いと考えます。「私達の課題」は真にこの「対処方法の受け皿」を今後どう構築出来るかだと考えます。
幸いにも私達はこれらの活動を通じて築いてきたネットワークと熱意を持った活動に携わっている多くの仲間もいます。ベクトルはあっていると考えますのであとは実践的な行動に移すのみだと考えます。

締めは余談めいたお話しですが「今からはじめる老い支度」は「静岡版」をベースにして千葉県でも始まりました。昨日は富山県からも問い合わせがありました。静岡発で活動の輪が広がっていくのは大変に喜ばしい限りですし今後の対応を考えれば「課題の共有」が出来る「仲間」が増えていくのは頼もしい限りです。力仕事も伴って大変ですがニーズがマッチし喜んで貰える活動の推進にこれからも頑張りたいと思います。(K)



写真は、我が家(菊川市)の軽自動車に止まった蝶。ナンバープレートの黄色を花と間違えたのでしょうか。? 結構、いい感じでしたのでアップしました。(Chu)


改正貸金業法完全施行 相談会

2010-08-03 | ライフサポートセンターしずおか
7/14のブログでお知らせしましたが、LSCしずおかの中部事務所では、改正貸金業法の完全施行に伴う(電話)相談会を7/25・7/26に開催しましたが、相談件数は両日で2件にとどまったと聞きました。

この相談件数の少なさをどう見るか難しいところですが、今回の改正(総量規制など)は、貸金業者を利用している人の多くが関係すると思われる内容ですが、その重大さが周知されず“相談行動”に繋がっていないようです。
周知活動の難しさを感じると共に、今回の取組みは継続的な取組み、粘り強い活動が必要だということでしょうか?
県労福協で作成したチラシの大量配布、LSCしずおかの相談活動等を行ってきましたが、さらにどんな活動ができるのか、検討する必要がありそうです。

一方で、TV等で宣伝している業者には多くの電話がありながら、最初の相談の段階で(業者にメリットがなさそうな人には)他の相談窓口を紹介して終わってしまうケースもあると聞きました。
相談の窓口は、その人の立場にたった信頼できるところを選ぶことも重要です。


稜線には、さわやかな風が吹き、向こうの蒼空には飛行機雲の直線が鮮やかです。



時には雲がわいてきてきましたが、視界をさえぎるほどではありませんでした。





改正貸金業法 緊急<電話>相談会を開催

2010-07-14 | ライフサポートセンターしずおか
改正貸金業法の完全施行(6/18)に関して“ライフサポートセンターしずおか”の中部事務所では、「直前(電話)相談会」を5月に2回開催しましたが、改めて多重債務他についての「緊急(電話)相談会」を以下の日程で行います。

○7月25日(日) 静岡・清水地域を対象 054-288-6351
○7月26日(月) 志太・榛原地域を対象 054-647-1616

*受付時間は、両日とも9時~16時まで、どなたでも利用できます。

例えば、こんな相談が可能です。

○最近、サラ金やカード会社から所得証明をだせと言われている。どうしたら・・・
○6年前からサラ金で借りている。収入が減って返済に悩んでいる。このままでと・・・
○専業主婦だけど、これまで夫に内緒で借りているんだけど、これから・・・
○二十歳の息子がいるが、サラ金に黙って借りられるとこまるが・・・

県労福協で作成し、職域・地域で配布した改正貸金業法啓発チラシをご覧になった方から、最近、LSCしずおか(中部)に電話相談が寄せられてきていると聞きました。少しでも役立っているかと思うと励みになります。


写真は、霧に霞む金峰山からの眺めです。帰る頃になって霧が少しだけ晴れてきました。もう少し待ってみたいとも思いましたが、再会を約して下山しました。(Chu)



神奈川県労福協来静

2010-06-16 | ライフサポートセンターしずおか
本日、神奈川県労福協の木下事務局長以下3名の方が静岡県労福協に来られました。

視察の目的は主にライフサポートセンターの活動展開です。
①設立時期 ②活動計画 ③財政上の処置 ④相談体制 ⑤相談件数および特徴的な相談
⑥現状の問題点および課題について などの設問が用意されていましたが、
最初に説明にたったLSCしずおかの川村事務局長は、ずいぶん力を入れて活動報告をされ、その後の意見交換も休憩なして2時間半ぶっ続け。熱心に情報交換がされました。

休憩時間に聞いたところによれば、神奈川県のLSCは、静岡とは成り立ちや体制、活動内容も少々違っているようです。

その後も休憩を挟んで、労福協の事業計画等について1時間あまり、事業の報告や計画について説明と意見交換がされました。時には、こうしてお互いが刺激し合うことも大切だと思いました。


写真は、棚田アート・パート3。ロウアングルからも撮ってみました。終了後、西富田で本物の蛍を見ました。こちらは、昨年に比べると少々寂しかったものの、幽玄な雰囲気を味わうことができました。(Chu)





LSCしずおかの引越し

2010-05-31 | ライフサポートセンターしずおか
本日、LSCしずおかの本部(川村事務局長と望月さん)が、県労福協の事務所(部屋)から福祉基金協会の事務所(部屋)に10メートルほど東に引越しました。

ご存知のとおり、“LSCしずおか”は何でも相談と生きがい作りでおなじみのセンターです。福祉基金協会との一体化を2011年に目指していることから、本日から本部機能を福祉基金協会の事務所(部屋)に移転・同居することになりました。

今まで、同じ事務所の中で、一緒に仕事をしたお二人が目の前にいなくなるのは、少しさびしくなります。私にとっては、わずか1年でしたが楽しく仕事をした仲間でもあり貴重な経験でもありました。

とは言え、相談事などは大きな声で呼べば、すぐそこに二人もいますので常にすぐ相談もできますし、引き続き月曜の打合せにも出ていただくなど緊密な情報交換と連携を取れる濃い関係にあります。
また、電話番号はこれまでと同様(054-272-5430)ですが、FAX番号は(054-272-7326)に変わります。よろしくお願いします。

写真は、千浜で獲れた貝。20分ほどでこれだけ獲れたそうです。ハタミ・ハマグリ・アサリ・ナガラミなど天然物で、味は甘いと言う話です。(Chu)