西澤保彦さんの「彼女が死んだ夜」を読了しました。
てっきりもう読んだ作品じゃないかと思っていたのですが、読了するまで思い出さなかったので、読み忘れていた作品でした。
それほどストーリーも入り組んでなくて、分かりやすい作品だったので満足度は75%です。
「男と女が駄目になる時。それは、どちらかが自信をなくす時よ。どういう自信か。自分が無条件に愛されている、という自信。この自信さえ揺るがなければ、少々の行き違いがあっても大丈夫なものなのよ。でもね。そんなことって、ほんとはあり得ないんだ。だってみんな、誰かを好きになったとして、自分が無条件に愛されている、という自信をいつまでも保つこと、できる?できないわよ。普通。」
あぁ、これは一理あるな。
無条件の愛が男女間に存在するのか、それは奇跡的な確率な気がします・・・。
「自分が愛されていることに自信が持てないひとは、モノで相手の心を繋ぎ留めておこうとする。-略-そうなると、もう駄目。相手の心はどんどん離れてゆく。だって、相手だって馬鹿じゃない。モノで自分を繋ぎ留めておこうとしているな、ということはすぐ判る。そしてそれは、とーっても鬱陶しいことなのよ。何故って、モノで繋ぐってことは、自分の奴隷になれと強要しているってことだもんね。もちろん、こちらはそんなつもりはない。愛が欲しいだけよ。だけど、向こうにしてみれば、そんなのは愛じゃない。悪循環。」
これも分かる気がします。
男女間に限らず、同性の友人間でも起こるパターンな気はしますが。
どちらにしても歪んでる愛情表現ですよね・・・。
それでは、また。
てっきりもう読んだ作品じゃないかと思っていたのですが、読了するまで思い出さなかったので、読み忘れていた作品でした。
それほどストーリーも入り組んでなくて、分かりやすい作品だったので満足度は75%です。
「男と女が駄目になる時。それは、どちらかが自信をなくす時よ。どういう自信か。自分が無条件に愛されている、という自信。この自信さえ揺るがなければ、少々の行き違いがあっても大丈夫なものなのよ。でもね。そんなことって、ほんとはあり得ないんだ。だってみんな、誰かを好きになったとして、自分が無条件に愛されている、という自信をいつまでも保つこと、できる?できないわよ。普通。」
あぁ、これは一理あるな。
無条件の愛が男女間に存在するのか、それは奇跡的な確率な気がします・・・。
「自分が愛されていることに自信が持てないひとは、モノで相手の心を繋ぎ留めておこうとする。-略-そうなると、もう駄目。相手の心はどんどん離れてゆく。だって、相手だって馬鹿じゃない。モノで自分を繋ぎ留めておこうとしているな、ということはすぐ判る。そしてそれは、とーっても鬱陶しいことなのよ。何故って、モノで繋ぐってことは、自分の奴隷になれと強要しているってことだもんね。もちろん、こちらはそんなつもりはない。愛が欲しいだけよ。だけど、向こうにしてみれば、そんなのは愛じゃない。悪循環。」
これも分かる気がします。
男女間に限らず、同性の友人間でも起こるパターンな気はしますが。
どちらにしても歪んでる愛情表現ですよね・・・。
それでは、また。
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