読書感想文。

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「きみとぼくが壊した世界」を読んで。

2009-01-16 07:54:09 | 作家さん/な行
西尾維新さんの「きみとぼくが壊した世界」を読了しました。

あまり楽しんで読むことが出来なくて、満足度は65%です。

「『はぐれてしまった』というのは、まあ、やわらかい表現である。好きだったジャンルの小説を読まなくなったとき、『飽きた』とか『卒業した』とか言ってしまっては、それは今まで好きだったジャンルや作家、それに何より過去の自分を否定することになってしまう-そんなジレンマを解消してくれるのが、『はぐれた』という言葉である。/しょうがない、はぐれてしまったのだから。ジャンルにも作家にも、勿論読者本人にも責任はない。」

あー、この『はぐれた』って言葉は良いかも。
チャンスがあったら使いたい・・・。

「本を読むという行為は、自身の価値観を改造する行為だと思っているんです。本には作者がいる。作者の価値観が本の中身には反映されている。つまり、本を読むとは他人の価値観を自分の中に取り込む行為なんです」

こんな風に考えたことはありませんでしたが、そうかもしれないなぁ。

・・・今週辺りから、たまーに花粉の気配を感じます。
寝起きは間違いなく鼻水がすごいし、連発のクシャミも時折出ます(泣)
もうしばらくしたら本格的なシーズン突入なのかもしれません・・・。

またウツになるシーズンが来るのか。

それでは、また。


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