読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

手術。

2010-08-04 23:59:59 | 子宮筋腫
とうとう手術当日です。
手術は午後1時過ぎの予定で、それまで色々下準備があるようです。

まずはまた浣腸です・・・。
昨晩されたのに念には念をなのか、高圧浣腸というものをしました。
これが精神的にも辛かったです。

その後しばらく禁止となるシャワーを浴び、吸入・点滴をしました。
この点滴に非常に手こずられました。
元から血管が細い様なのですが、絶飲食したためかさらに細くなってしまったようで、30分位ベテランさんを呼ぶわマッサージされるわで、何とかようやく手首に入りました・・・。
この最初の点滴の管を入れられるのが、すごく痛かったです(泣)

危惧していた喉の渇きはそれほど感じず、その点は安心しました。

父親と母親が付き添いに来てくれ、麻酔の先生から説明を受けました。
筋肉注射や硬膜外麻酔は、事前にネットの情報から痛いものだとビクビクしていました。
どちらも血圧が上がりそうになりましたが、想像していたよりも全然痛くなかったです。
前に受けた腰椎麻酔に比べたら、かなりソフトに感じられました。

手術開始予定時間より少し遅れましたが、無事に手術が始まりました。
TVで見たとおりに酸素マスクを顔にあてられ、「深呼吸をしてください」に従うと1・2・3・・・で本当に意識が無くなりました。
手術後に起こされたそうですが、全く覚えていません。
病室に戻りしばらくしてから、意識が戻りました。
と言うのも、病室内で母親が声高に電話をしていて、それがうるさくて目覚めたようです(汗)

目覚めて一番に思ったのは、トイレに行きたい!!という思いでした。
明日までは導尿の管が抜けないし、尿意を感じる原理が分りませんが、何故かしばらくはずっと落ち着きませんでした。
全身麻酔時の気管チューブの後遺症の喉の痛みはありましたが、こちらはそれほどでもありませんでした。
痛みも硬膜外麻酔が効いているせいか、それほどズキズキすることもなく安心しました。

この日は母親が面会時間ギリギリの20時までいてくれ、後はひたすら安静の時間です・・・。
TVを見る元気は無いし、仰向けのまままともに動けないしで一番困ったのはエアコンです。

寝たままの状況ではエアコンの壁パネルに手が届かないのです(泣)
かと言ってナースコールするのは躊躇われるしで、非常に葛藤しました。
入院する前に「孫の手」が色々使えるという情報を得たので購入したのですが、大量の荷物に紛れてしまいました・・・。
そこで代用品として耳かきを思い出して、母親にそれを出してから帰ってもらいました。

この耳かきは20センチ弱のしっかりした作りで、これならスイッチのボタンを押せる!とほっとしました。
ところが部屋の明かりが暗い+眼鏡をしていないことで、エアコンのパネルが見えません!!
・・・仕方ないので、勘で適当に押しました(汗)
耳かき作戦で押すのも位置的にちょっと辛くしんどいので、気軽にトライは出来ませんでした。
温度を下げたかったので、逆に上がったらどうしようと恐怖でしたが、運良く賭けに成功して本当に嬉しかったです。

その後も下げたり・上げたりを繰り返し、うたた寝程度しか出来ぬまま翌日になりました。