多発性子宮筋腫と診断され手術の予定まであっさり決まってしまってから、そのことについて色々調べてアクションをとる気分になれませんでした。
家族から「他の病院の意見も聞いてみたら?」とアドバイスを受けても、積極的に探す気になれずにいました・・・。
何をしていても気分は落ち着かず、かと言って前向きに動く気もなかなか起きませんでした。
2週間が経とうとする頃になって、ようやく精神的に持ち直してきたような気がしました。
そこで病院を検討しようと周りから色んな評判を聞いたのですが、どこを選ぶべきが頭が混乱してしまいした・・・。
精神的にも片っ端から病院めぐりをする気分にはなれないので、まずは母親が20年前に同じ病気で入院・手術をしたK病院に行ってみることにしました。
ここはわりと評判の良い病院の一つでもあるし、最初にかかった
H病院の近所でもあるので、MRI画像を持ち歩くリスクも考えて決めました。
事前にH病院にMRI画像を貸してもらうことを電話で再度確認し、それを受け取って今回も心配してくれた姉と共にK病院に向かいました。
K病院はH病院とは違い総合病院で大きく、待合室は患者さんで埋まるほど混んでいました。
持参したMRIの画像と問診表を出し待つこと1時間・・・。
自分の番号が呼ばれ、姉と共に診察室に入りました。
担当してくれた先生は20代らしき男性医師でしたが、分かりやすく細々とした説明までしてくれました。
『MRIの画像を見ると、骨盤腔を超えて筋腫があるので、どこの病院でも開腹手術になると思う。
ウチの病院では横ではなく縦に切り、入院・手術の待ち時間は1ヵ月半です。』とのことでした・・・。
私の希望は内視鏡による手術だったので、ダメモトで私のような状況でもやってくれそうな病院はどこがあるか聞きました。
するとネットでの評判が良くて検討していたJ病院、同じく評判は良いが自費診療のため高額で諦めたYの名前をあげてくれました。
K病院の先生は親切なことに、J病院への紹介状を書くことを提案してくれました。
J病院はやはりこの近辺にあり、この勢いのまま行くことにしました。
・・・まさか、1日のうちに病院をはしごするとは思ってもいませんでした。