読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「死神の精度」を読んで。

2008-07-23 08:18:18 | 作家さん/あ行
伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を読了しました。

6つの作品が収録されていたのですが、どの作品も面白くて満足度は75%です。

「私は、自分の人生について、クレームをつけたいですよ」

あぁ、分かります。
私もつけたい。

「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ」

私は無為に過ごしてきた時間の方が9割で、残りが1割な感じです。

「ここはよ、川の上流、スタート地点だろ。それがこの滝だ。ここは派手だし、人も多いじゃねえか。それってよ、俺たちが生まれた時と似てねえか? 俺たちも生まれた時はよ、こんなんだったんだろ? お祭り騒ぎでさ、人にも注目されてよ。みんなに喜ばれて。でも、それがどんどん流れていくうちに、今見てきたみてえな、地味で、ゆらゆら流れているだけになっちまう。何か、似てねえか?」

何か今日は頭がグルグルします・・・。
考えがまとまらなくて、思考があっちこっちに行くみたいな。

久しぶりに暑く感じたせいかなぁ?
朝の通勤時に汗をかきまくったみたいで、会社に辿り着いただけで疲れました。

それでは、また。