中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

6月議会終了です!

2016-06-22 23:56:05 | 活動
本日、6月議会が終わりました。

補正予算を含む議案を受領し、請願についてもそれぞれ決議されました。

請願は

10号:30人学級の推進と国庫補助1/2復活⇒採択
11号:公立保育園・認可保育園の増設と保育士給与に市単独補助を行うこと⇒不採択
12・13号:人権文化センターの利用促進⇒採択

となりました。

意見も申し上げたところですが、11号については、現状と市民ニーズを踏まえて認可保育園の増設はやっていくべきところですが(今も進行中)、
財政をそちらに振り分けるべきところや補助金のチェックが難しいところから保育士の給与補助については反対をしました。

保育士さんの給与についてはいろいろと言われていますが、実際の給与把握は難しいところです。
民間企業で働く方のことですからデータもあまりないです。
さらに以前に国の方から5000円アップのための補助が出たのですが、法人に入っていくため、実際の使途は検証が難しかったことがありました。
そのあたりを踏まえると仕組みとしてかなり難しく、国で現在、保育士さんの給与アップが議論されており、そちらで全国一律にベースアップを
していく方が望ましいと思います。

また、公立保育園は今後の少子化を踏まえて調整弁として考えられている部分もありますが、保育園を運営されている法人には「今はニーズが高いが
先を考えたときに、安易に増設することは経営判断として難しい」という声もあります。

子どもが減るスピードを何とか緩やかにしていく努力は当然ながら、施設が余った場合の利活用を含めて補助のあり方も先を考えていかねばなりません。
民間とはいいつつ、このあたりは協力してもらっている部分でもありますし、研究がいりますね。


人権文化センターについては、前回に書いたとおりです。

さて、7月にも臨時議会が行われる予定ですので、市政報告をどうしようか悩み中です。
もう7月なんですねぇ。。

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不在者投票制度が知られていない

2016-06-20 22:25:41 | 活動
先日、あるお母さんからご指摘をいただいていたのですが、今日の新聞にもありました。
不在者投票制度。

ざっくり言えば、選挙期間中に投票権を有する地にいない場合に、別のところで投票できますよという制度。

18歳選挙が正式にスタートしたわけですが、18歳の子って、結構大学で別のところに行ったりしています。
かつ、住民票を移していないケースがほとんどでしょう。

加古川市では18歳・19歳の方に選挙についての封書を送っているのですが、その方のお子さんも遠方にいて、
投票も含めて政治を考える機会にしたいが、どうすれば投票できるかということでした。

やり方は意外と簡単だったりします。

やり方はコチラ。(加古川市HP)

投票用紙等請求書兼宣誓書を選管に送って、不在者投票用の用紙をもらって、最寄りの選管か期日前投票所で投票するだけです。


正直、私も東京にいた時、加古川に住民票残してましたね。。

国政選挙だと特に比例は地域ではなく政党単位になりますので、地域性もなく政策も比較しやすいし、ニュースでもダイレクトなので
興味を高める効果もあると思います。

その意味で、18歳のお宅にお知らせを送った際には、そのあたりも見越して不在者投票制度の紹介も丁寧にしておく
必要があるかと思います。

もちろん、地方選挙でも、ネットで選挙公報をチェックするなどして投票して欲しいですけどね。
(地元にいないのにって否定的な意見もあるようですが、平等に与えられた権利ですから、その環境は必要です)


このあたりも含めて、この参議院選挙後に投票行動を調べ、今後の提言としたいと思います。
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かこむへ~重症心身障害児者とともに生きる暮らすを考えようフォーラムin東播磨

2016-06-18 21:38:59 | 活動
今日は、県民局にあるかこむへ。



ご案内を頂いていたのですが、「重症心身障害児者とともに生きる暮らすを考えようフォーラムin東播磨」にお邪魔してきました。
とはいえ、予定の関係上、オープニングの部分だけでしたが。。

お話は熊本の再春荘病院の小児科の島津先生。

熊本地震においての体験や教訓をお話されていましたが、やはり普段から「ここにこんな子がいる」ということを知ることの重要性を
再確認しました。
熊本は地域の繋がりが強い上、ご両親も意識して地域に出ていたそうですが。

また、呼吸器などで電源が必要な子どもへの対策も改めて考えなければならないと思いました。

ちなみに、熊本では台風で病院に避難する(停電の恐れがあるため)経験があったため、今回の地震でも避難はスムーズだったそうです。



先生が書かれた本をゲットしました。

聞けなかった分は、こっちで勉強したいと思います!
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建設&議運

2016-06-16 21:53:16 | 活動
今日は委員会づくし。
まあ、午前中は傍聴ですが。

条例審議では、空き家の審議委員の件があがりました。
もともと空き家の管理条例とともに整備する予定でしたが、切り出して前倒し設置した形です。

ここでは特定空き家を認定することがまず第一の目的にあります。

特定空き家とは平成26年の12月にできた空き家対策特措法に規定されているもので、認定されれば市が敷地内に入れるようになり、
また撤去や修繕を指導・勧告・命令できるようになります。

勧告をうけると、固定資産税の優遇を受けられなくできます。

これまでは、どんなボロ家でも建っていれば優遇対象だったために残っていましたが(更地にすると税金があがる)、その理由は無くなる
わけですね。
かつ、命令だと罰金になります。

空き家の相談は後を絶ちませんし、今後の条例も含めて対処が急がれます。


その他、所管事務調査では、播磨臨海道路の計画の件と、砂部陸橋の歩道開通予定の件が報告されました。


午後は議運。
テーマは議会事務事業評価。

大枠は固まってきました。
評価の部分で、予算をベースにするか、あくまで事業の在り方を評価するかで議論となりましたが、予算ベースとなりそうです。

もちろん事業を評価するのですが、最終的に議決まで持って行くとなると予算で考えないと難しい部分があるのかなと思います。
前提として事業を評価し、その結果が予算という感じでしょうか。

9月議会に実施となりますが、7月中に事業を出し合い、8月に決定、そこから調査と質問事項の提出と、かなり日程的にはタイト。
昨年に引き続いて手探りの部分はありますが、予算へと繋がる部分もありますし、過程も含めて大事にやっていきたいと思います。

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シエスタ!@加古中

2016-06-15 23:01:53 | 活動
本日の神戸新聞。



加古川中でシエスタ実施の記事が!

記事中にもありましたが、昨年の加古川JC主催の中学生議会において提案されていた事業です。
もともとエネルギー教育モデル校として環境教育に力を入れているということで、太陽光発電などについてアイディアを持ってきていたのですが、
準備会で太陽光発電についての状況や予想される答弁を考えた上で、もっと面白い提案があるということでシエスタになりました。

関連としては、シエスタの間は電気をとめることでの節電からでしたね。

卒業式でも、送辞で2年生が触れていましたが、良い事業を残して卒業していったのではないかと思います。

ますます今年の中学生議会が楽しみですね!


さて、我々の議会は福祉環境常任委員会。

請願審査が行われましたが、特に12号と13号について、今後も含めて課題が見えたものでした。
どちらも、人権文化センターに関してのもので、内容的には似ています。

結果としてはどちらも採択となりました。
ただ、経緯がいろいろとあったことは事実。

そもそも請願は議員が紹介議員となる制度となっていまして、紹介議員はその文章に賛同し、ある意味共同提案している形ですから、かなりの
責任があるものと思います。

で、今回なぜ13号が出た(出した)か。
もともと「12号で紹介議員になってもらえないか」と話が全会派にあったわけですが、
趣旨は理解できるものの記述内容的に難しいため「文章をもう少し練って一般化してくれれば」という話がありました。
ですが、文章は変えないということだったので、13号を作成したわけです。
趣旨を守りつつ、幅を持たせた形ですね。

なのに、フタをあけてみれば文章が変わっていると。

まあ、我々としては、目の前にある文章に対して考えなければいけないものの、実際いろいろと疑問はでてくるわけです。

で、そのことを含めて紹介議員に請願内容について問うと
「文章に賛同しただけで、あとは皆さんで自由に考えて決めたら」といった感じ。
(他にもこれまでの流れを含めて論理矛盾もありましたが。)

でも、これって請願者に対しても失礼な話だと思うんです。

請願者は思いをもって議会に請願しているわけですから、請願は当然通って欲しいわけです。
通れば、市政が動くわけですからね。
で、その思いを紹介議員に託すわけです。
(委員会に請願者を呼ぶ仕組みもあるにはあるのですが)

紹介議員は、その思いを他の委員に伝えて、たとえ紹介議員になっていない議員であっても理解を求めていく。
そして、請願・思いが届くように努力をする。
これがあるべき姿でしょう。
名前連ねただけで、あとはご自由にというのはね。。

ですから、紹介議員になることは非常に重いことだと思うのです。

この案件については、最終日に議決をしますし、それがまた議会だよりにも載るものですが、パッと見ただけではご理解いただけない
部分もあろうかと思いますので、ちょっと踏み込んで書かせてもらいました。
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