敬老の気持ちをもって

今日は校区同教の総会。
ご挨拶の機会もいただきました。



今回の講演は、軽度認知障害と認知症のお話し。

健常者の認知症患者の間にグレーなところがあるそうで、そこが軽度認知症ということになり、高齢者の４人に１人の割合
とのことです。

そして、そのうちの５割が５年後には認知症になってしまいます。

軽度認知障害は、記憶や判断力、認知機能に一部障害がでるのですが、普段の生活においては支障がありません。
漫画家の蛭子さんもそうらしく、お孫さんの名前がわからなくなったりするそうです。

ただ、そうした脳機能の低下には対処できないものの、徘徊などの行動や心理については対処によって改善が可能です。

そこですべきこと、してはいけないことがあります。
してはいけないことが、①物忘れを叱る　②プライドを傷つける　③「そんなんじゃ認知症になるよ」と不安を与える　こと
すべきことが、①自信をもたせる　②できる範囲で役割を与え果たしてもらう

ということです。

蛭子さんも、様々な治療や運動によって劇的な回復をされたそうです。
テレビで見ても分かりませんもんね。

そして、それらを含め、普段から元気なうちに両親・夫婦・子供や孫との関係を深め、また社会・地域として敬老の精神を持つことで
未来は変えられるというお話でした。

次の一般質問にも関係しますが、やはり知ることが大切ですね。