関西若手議員の会＠尼崎

今日は尼崎市議会へ。
関西若手議員の会の総会と研修会に参加です。

毎年、総会は会長のいる市で開催する習わしだそうで、今年度の会長である寺坂議員の尼崎と
いうことです。
なお、総会で会長は泉佐野の布田議員に。

寺坂さん、お疲れ様でした！

さて、午後から研修です。

まず一つ目が、尼崎市のヘルスアップ戦略事業について。
野口部長さんから説明を受けました。



医療費対策を福祉だけでなく財政の問題としてとらえつつ、疾病に至る要因を分析して対策を
講じ、成果をあげられています。

健康寿命を延ばそうというのは、どの市でもやっていることですが、本当にその対策（他市でも
やっているパッケージもの）でいいの？ということが出発点。

非常に参考になりますし、一般質問のネタとして使わせて頂こうと思います。


二つ目は市民主体の幸せ社会構築は可能かという題で、関西大学の草郷教授の講演。



理論としても、経済的に豊かになることが必ずしも幸せにはつながらないことは示されており、
実際に日本を見ても、豊かさと幸せが比例しているわけではありません。

経済成長は必要ではありますが、それと並行して幸せを感じられる社会とは何か。
そこを市民主体で考え、指標を設定しながら達成をしていくことができるか。

愛知県の長久手市の取り組みなどを事例にお話いただきました。

長久手市の話の中で、ゴジカラ村のお話も出てきたのですが、ここは以前に委員会で視察にも行っています。
その時の記事はコチラ

経済的に成熟するなかで、それぞれの地域や家庭で幸せを見つけ、そして仕事をする。
その先に、新しい日本の姿があるように思います。

そこには、日本人の心にある「和」の精神も大きく作用するかもしれません。

地域の結びつきも一つの要素ですが、そうしたものは各自治体で違うもの。
加古川でも、加古川ならではの幸せの姿を考えていかねばなりませんね。