予算審議がスタート

委員会での予算審議が始まりました。

今回から同日にやっていた３委員会を別の日にすることになりました。
まずは総務教育常任委員会から。
これまでは同じ日だったので傍聴できませんでしたが、今回からできます。
予算は初傍聴です。
ちなみに、決算は入った時から別の日実施でした。

明日はいよいよ所属する建設経済常任委員会です。


さて、安倍首相がオバマ大統領と会ってからTPP論議が激しくなってきました。
民主党政権時にも内部で賛成・反対がやりあって「まとまっていない」と言われましたが、
自民党内もかなり激しい応酬があるようです。
先日の尾辻議員と西川議員の怒鳴り合いも連日流されていますね。

とはいえ、様々な産業に影響を及ぼすものですから当然のことでもあるでしょう。

TPPは21分野が対象になっており、連日にわたって農業がピックアップされていますが、他にも
保険・医療・金融・労働なども大きな影響があります。

よく「聖域」といっていますが、どこを聖域とするのか。

これは各国に事情があります。
アメリカでは自動車業界がオバマ大統領に圧力をかけています。
その流れで、自動車はアメリカの聖域となりそうです。

なので、安倍首相が「聖域があることを確認しました」とアメリカ帰りに言われましたが、実は
当然の流れでもあったわけです。
そして、そのあたりで、すでに安倍首相はTPP交渉参加を決意していたのではないでしょうか。

自民党内でもおそらく既定路線となっており、今夜、制限時間を設けずに議論することになって
いますが、反対派のガス抜きのためだろうと思います。

とはいっても、TPP「交渉に参加」を決断ですから、本当に参加するかは交渉次第。
私も、それで良いと思います。
（交渉への参加を決断、なら公約違反でもないでしょうしね）

今のままのTPPでは参加反対ですが、交渉の余地があり、国益にプラスになるかの判断余地がある
のなら検討すべきです。

今週に交渉参加の決断をしても、実際に交渉がスタートできるのはもっと先ですし。

今週末から来週にかけては、いろいろと大きな動きがありそうです。

地方・国会ともに重要なタイミングです。