ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

金賞蔵

2008年05月31日 | 徒然の記
つね日ごろ、いろいろのアルコールを飾棚に、囲まれて漠然と生きている。
その或る日の昔、昼食後の油断を突いて「こんちは」とやってきた隣町の営業人は言った。
「これが清酒鑑評会で全国金賞をとった清酒です」
へえへーっ、金賞のそれを、どうやって造ったの?と尋ねたが、いまひとつ話がむずかしい。
ポラロイドカメラを渡して「これでその現場を撮ってきて」とむりやり頼んだ。
戻ってきた写真に、緑色のタンクが静かに写っていたので、初めて見る御物に感激した。
「超特選純米大吟醸」というそうだ。
あれからだいぶ月日もたって、ことしは、地元の多数の蔵が金的を射止めたと聞かされ、タンノイの奥のマイルスも興奮。
そのとき、久々に水戸のタンノイ氏が登場されて、地元の室内楽団のことなど解説してくださった。
水戸芸術舘の吉田秀和氏のことや、小澤征爾氏の話をうかがうと、タンノイ・ロイヤルで弦楽を聴いてみた。
「管球マニアの制作発表会があり、アルテック銀箱でそれが大変良い音で、自分も○○の御認可を得てWE300Bのアンプを早くオート・グラフに繋いでみたいものです」と申されると、シングルとプッシュプルの音楽表現の差について、本当のところはどうなのか、そのときの会では聴き漏らしてしまわれたそうである。
金賞蔵のタンクが、プッシュプルで映っているのが興味深い。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ビルボード・チャート | トップ | ネィビー・ブルーのトライアンフ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然の記」カテゴリの最新記事