ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

双鉤填墨

2013年01月09日 | 徒然の記
マグニチュード7のあと、天井部屋の荷物が重量的に心配になったとき、ちょうどチリ紙交換のトラックとすれ違った。
大量に有るから、と言うとトラックはすぐ方向を変えて付いてきてくれたのが幸運である。
紐で結わえておいたMSDOS時代の「アスキー」や「IOデータ」や「ICON」などの雑誌をこのさい処分して重量軽減を済ませることができた。
もう読むことはないと思ったが、哲学者クロサキ氏の記事など、いま読んでも、ついついおもしろいので読みふける。
ICONの創刊号には、文豪をおじいちゃんにもつ少年がノートパソコンのレポーターをしているが、マンガ夜話という番組に健啖をふるう別人に成長していたので驚いた。
あのころ高額だったパソコンも、いまはネコもまたぐ無用の箱になりさがったが、ウインドウズ95の圧倒的完成度に興奮した日があったとは。
キーボードは『PS55-001』が、現在でも能筆的に優れていて、winXPのレジストリを加工し、うたた寝しながらポチポチ入力するのに向いている。
昨日テレビのニュースで、「書聖」王義之の双鉤填墨が国内で発見されたとの吉報に衝撃を感じたが、筆を選ばぬ能書家も、パソコンを使う時代になったのだろうか。

人々を しぐれよ宿は 寒くとも





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする