ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

付近にある豊穣の畑地

2009年12月10日 | 徒然の記
畑地を猫が散歩している。
撮師SS氏の眼は逃さずそれを撮って「どうぞ」と見せてくださったのは先日のことである。
よくみると、それはうちの庭にも出没するタマ之助であった。
そういえば二十代に住んでいた目黒区碑文谷に、当時まだ残っていた畑地の景色もこのようだったが、さかのぼって日本の畑のことが最初に文献に現れるのは、中国の帝室図書館に納められた三国志だろうか。
魏志倭人伝に、次のことがあった。
倭人在帯方東南大海之中依山爲國邑舊百餘國漢時有朝見者今使早譯所通三十國
多竹木叢
林有三千許家差有田地耗田猶不足食亦南北市糴
種禾稻紵麻蠶桑績績出細紵緜
出眞珠玉其山有丹其木有豫樟櫪投檀鳥號楓香其竹篠桃支有薑橘椒荷
不知以爲滋味有雉
其人壽考或百年或八九十年其俗國大人皆四五婦下戸或二三婦婦人不妬
いまとあまり変わっていないような気もするが、日本人で最初の宇宙人になった秋山某氏は、何を思われたか地球にもどるとさっそく畑を耕していた。
この写真の畑から近い、当方の二メートル四方の庭に遠征してきたモグラが、箱庭構成の核心である自作の枯山水の真ん中に、突然顔を出したのは最近のこと。





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