ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

ジェーン・ラッセル

2006年08月13日 | レコードのお話
ジェーン・ラッセルの唄声はタンノイに似合っている。
モンローと映画で共演したのは31才の時だが、ハリウッドボイスというのか、そこにスタジオセットができ上がって、バーボンウイスキーがカウンターに並んでいるように聴こえる。なかなかの魅力だ。
「このバーボンは、濁りがひどくて売物にならないのでは」と、トウモロコシが原料のケンタッキー産。霧がかかったように琥珀色がだいぶ濁っているので返品しようとした。
「いや、この濁りがバーボンの特徴なのです」なるほどと思わせた輸入商社員であった。倉庫にそのまま残っている。そうとう旨くなっているかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする