メッシ

今朝のコッパアメリカのＱＦ、アルゼンチンｖｓウルグアイをみた。なんともまあファールの多い試合である。相手を削るために試合をやっているようなものだ。ウルグアイがＰＫ合戦で勝ったが、この大会はこれまで延長戦がなく、９０分すぎていきなりＰＫだったのが、変更したようだね。

さてアルゼンチンは勝つときはメッシで勝ち、負けるときはメッシで負けるようなものだ。メッシはよく言われるようにバルサのポジションにいて、後方からシャビのような選手がサポートしてくれないと生きてこない。代表ではバルサでの自分とシャビのポジションの二役を一人でこなそうとしている。

だから得意のドリブルでつっかけてもこぼれ玉をフォローする選手もいないし、何よりも相手のＤＦはメッシさえ止めればいいから、非常に守りやすい。これはメッシだけの責任ではなく、戦術と選手起用の問題だろう。ウルグアイが前半から一人少なくなったのに、それでもアルゼンチンには得点のにおいがしない。

ＰＫ合戦はルーレットのようなもんだから負けたのは仕方がないが、アルゼンチンの戦術では負けるべくして負けた。いっそのことメッシをはずすくらいのことをしなければ、アルゼンチンのプレースタイルは進化しないのでは。