中田浩のマルセイユ移籍について本人は行きたいが、鹿島は行かせたくないという問題以外に釈然としない点がいくつかある。それは選手の海外への移籍に慣れていない日本のクラブの責任といってしまえばそうだが、少なくとも鹿島の場合は、鈴木、柳沢と送り出しているのだから慣れているほうになる。
①どうして複数年契約をしないのか
移籍金ゼロを防ぐために3-5年の複数年契約をするのが世界の常識であるが、Jリーグのほとんどの選手は1年契約である。これは②の契約終了後の30ヶ月拘束にもかかわってくる。複数年のリスクを負いたくないためか、海外移籍を前提にしている選手が複数年を嫌うのかよくわからないが、代表クラスの選手を保有するクラブは複数年契約を常態とすべきだ。
②契約終了後の30ヶ月拘束という国内ルール
これは広山の時にももめたルールだが、日本だけなのか、他にもこのような慣例を持つ国があるのかどうか知らないが、契約書に明記されないただの慣例であるのであれば、法的拘束力はないし、海外のクラブには通用しない。国内のクラブどうしでももうこれはやめたほうがいいのではないか。浦和の山瀬が横浜FMに2億円で移籍するが、やはりこのルールに従っているのだろうか?
③移籍係数
鹿島がマルセイユに要求している移籍金は3億6千万程度である。多分中田浩クラスの選手がヨーロッパで移籍するとすればせいぜい1億円弱程度が相場だろう。もちろん需要と供給の問題であるし、経済的付加価値のあるなしにも左右されるが、3億6千万はいくらなんでも高すぎる。
しかし日本協会の移籍係数で計算するとこうなる。これも高すぎるし、選手の移動を妨げている。だいたい山瀬クラスの選手に2億も必要なのだろうか?
このまま中田浩が移籍金ゼロで本当にマルセイユに移籍するのかどうか知らないが、行くのであれば円満に送り出してあげたいし、将来的に移籍しそうな選手の悪例になってほしくない。
①どうして複数年契約をしないのか
移籍金ゼロを防ぐために3-5年の複数年契約をするのが世界の常識であるが、Jリーグのほとんどの選手は1年契約である。これは②の契約終了後の30ヶ月拘束にもかかわってくる。複数年のリスクを負いたくないためか、海外移籍を前提にしている選手が複数年を嫌うのかよくわからないが、代表クラスの選手を保有するクラブは複数年契約を常態とすべきだ。
②契約終了後の30ヶ月拘束という国内ルール
これは広山の時にももめたルールだが、日本だけなのか、他にもこのような慣例を持つ国があるのかどうか知らないが、契約書に明記されないただの慣例であるのであれば、法的拘束力はないし、海外のクラブには通用しない。国内のクラブどうしでももうこれはやめたほうがいいのではないか。浦和の山瀬が横浜FMに2億円で移籍するが、やはりこのルールに従っているのだろうか?
③移籍係数
鹿島がマルセイユに要求している移籍金は3億6千万程度である。多分中田浩クラスの選手がヨーロッパで移籍するとすればせいぜい1億円弱程度が相場だろう。もちろん需要と供給の問題であるし、経済的付加価値のあるなしにも左右されるが、3億6千万はいくらなんでも高すぎる。
しかし日本協会の移籍係数で計算するとこうなる。これも高すぎるし、選手の移動を妨げている。だいたい山瀬クラスの選手に2億も必要なのだろうか?
このまま中田浩が移籍金ゼロで本当にマルセイユに移籍するのかどうか知らないが、行くのであれば円満に送り出してあげたいし、将来的に移籍しそうな選手の悪例になってほしくない。
これでは本当に狭き門ですよね。
個人的には好きな選手なので、夢を叶えて欲しいです。
②はローカルルールみたいですよ。「今は移籍が盛んになったんだから、ルールを変えたほうがいい」という意見を見たことがありますよ。
③になぞらえていうと、これは鹿島のやけ、という感じが否めませんね。
pinknokonpeitoさん
確かに3億円は高いですね。
それと海外移籍についてですが、日本人選手の成功例が少ないのは確かだが、私は海外へ行くだけでも経験が積めると思っているので、日本人選手はチャンスがあれば、どんどん、行くべきだと思っています。