代表監督の交代はあるのか

噂では、岡田監督が更迭され後任に鹿島のオリベイラが就任するという。そのために川崎Fの関塚監督が辞任して鹿島のコーチになった。これはオリベイラの後釜という含みもあるそうだ。

この噂のネタ元は１２月２８日のゲンダイだが、いかにも胡散臭い話だ。まず鹿島の監督が交代するのであれば、クラブが始動する前、つまり今月中にははっきりさせなければならない。そして何よりもやる気まんまんに見える岡田監督をどのような理由で更迭するのだろうか。

本人から辞任しなければもっともらしい理屈をつけて解任するしかない。あなたの実力ではWCは無理ですよとあからさまに言うのかどうか知らないが、これはかなりもめるだろう。

ただ客観的に見ればオリベイラのほうが大舞台に強いようにも思える。しかし問題はクラブの監督と代表監督では違うということだ。ましてこれから５ヶ月の間に強化試合をたくさん組んでも日本がすぐに強くなるわけではない。

短期間にチームをまとめあげた実績のある監督、たとえばヒディングを呼ぶというのならば話は別だが、オリベイラを呼ぶのであれば半年遅かった。

ウルトラCとしてオリベイラに半年間だけ代表監督をしてもらい、WC後に鹿島に復帰する。その間は関塚さんが監督代行になる。このようなアイデアもある。うん、これは面白いかも知れない。そうえいばヒディングなんてPSVとオーストラリア代表監督を兼任していた。

オリベイラなら何とかしてくれそうな気もするけど。