本日は、幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しくださり、本当にありがとうございます。
さて私はいつも、「神とは何か」そして、「心とは何か」を、内なる観察によって、知り得たいと思っています。
それが結局のところ、神の創られたこの世界、そして人間を知る、最も近道なのではないかと、常々思っている者でございます。
なぜならば、神はどこか天空のどこかにいらっしゃるのではなく、我々の心の中にいらっしゃるからです。
神と人とは、心と心でつながっているのです。
大宇宙を統べる神は、また一人一人の心に中という、極小の宇宙も、同時に統べていらっしゃるのです。
だから人は、神の子だと思うのです。
一人一人の心の中に、神がいらっしゃるからです。
人にはそれぞれ、長所があり短所があります。
そして、得意と不得意がございます。
そしてそれぞれ、興味関心領域に、そうとうな違いがあります。
それらを一様に見、そして、共に暮らす経験をすることができるのが、3次元現象界(この世)の大きな特徴ではあります。
それらの意味は、お互いの当たり前を知り、お互いの特徴を知り、お互いの得意と不得意を知ることで、「そこに刻まれた、神の願いを知る」ことだと、私は思うのです。
突出した個性、突出した発想、突出した得意不得意には、実はその部分には、「大いなる創造主としての神の願い」が隠されていると、私は考えるのです。
ですから私は、人生を通して、観察力によって神を証明し、無明、闇を斬り裂き、光満てる世界に変えたいと願っていますし、そしてもっと、私を含め、多くの方々の心に込められた光を強めたいと願っております。
それが、我らの魂に課せられた、使命であると信ずるからです。
今世、仏陀救世主と、光満てる法友の皆様との出会いに、心より感謝いたします。
本日は経典『釈迦の本心』(幸福の科学出版)より、一部抜粋をお届けいたします。
私の心を変えた一冊です。
(ばく)
天使の幸福-Crystal Version 音楽:水澤有一
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=151
第一の方法は、修行を重ねつつ智慧を得、ある場合は、心の窓を開いて霊的現象を実体験しながら、認識力を拡大していくという道です。プロの修行者、プロの宗教家の道と言ってよいでしょう。(中略)
第二の方法は、在家の修行です。
これは、「この世に立脚点を持ち、三次元的な生活を送りながらも、心は仏法真理の世界に遊び、自分の余暇のすべてをつぎ込んで、自分なりに仏法真理の探究・学習・伝道に励む」という考え方であり、仏法真理の流布のためには、非常に大切な考え方だと思います。
多くの人たちは、プロの宗教家になるところまではいきません。そのため、在家の修行というものも大事です。
もちろん、在家の修行は出家の修行とは異なりますが、ある意味では、出家の修行よりも難しいところがあるのです。
なぜなら、在家においては、仏法真理とかけ離れた日常生活が展開するからです。
プロの修行者たちが修行に専念できるのに比べると、在家の修行者にはハンディがあると言わざるをえません。それは、砂地の上を走る状態、あるいは鉄の下駄をはいて走る状態と同じだと言えるでしょう。
しかし、仏法真理とかけ離れた難しい世界のなかで、心を常に仏法真理に向け、修行者として生きていくのは、それだけの力がつくことでもあり、ある意味では非常に有利な立場にあるとも言えます。それだけ魂を磨く機会が与えられているということです。
第三の方法は、悟りというものを多様なかたちに変化させながら、世の中に浸透させていくことです。
第二の方法としてあげた在家の修行は、「職業は職業、仏道修行は仏道修行」と二分化して考えているのに対して、この第三の道は、悟りを宗教の世界から一般の世界に解き放つことを意味しています。
すなわち、悟りそのものを求めるだけではなく、みずからが得た悟りを他のかたちに変形させながら、世の中に広げていくという手法をとるのです。
みずからが学んだ仏法真理を、芸術や文学、思想、あるいは、ビジネス社会や家庭などの現実問題に応用して、多角展開していくということです。
これは悟りの本道とは異なりますが、みずからの分を知った人間が、その範囲のなかで、みずからの悟りを実践していこうという生き方です。
プロの修行者の道ではありませんが、多角展開としての、悟りの応用という道もあるのです。
現実生活のなかに仏法真理を生かしていく実践を中心として、その経験を悟りとして身につけていくやり方です。
『釈迦の本心』(幸福の科学出版)P228~232
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。
81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。
86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。
説法回数は3,150回を超え(うち英語説法150回以上、公開霊言・リーディング1000回以上)、また著作は31言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,650書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。
また、映画「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・2018年10月公開) 、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年2月公開) 、「心霊喫茶『エクストラ』の秘密 -The Real Exorcist-」(実写・2020年5月公開) 、「奇跡との出会い。―心に寄り添う。3―」(ドキュメンタリー・同年8月公開予定)、「夜明けを信じて。」(実写・同年秋公開) など、20作の劇場用映画の製作総指揮・原作・企画のほか、映画の主題歌・挿入歌等、100曲を超える作詞・作曲を手掛けている。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。
映画『美しき誘惑ー現代の画皮ー』公式サイト https://utsukushiki-yuwaku.jp/