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幸福の科学児童向け月刊誌「ヘルメスエンジェルス」№272号、「親子で学べる光のことば」
新しいものをつくり出す「創造力」を学ぼう
人とちがうことを怖がらなくていい
さて今回は、偉人のエピソードを紹介しながら、「創造力」について話をしてみようと思う。
このテーマで、まず思い浮かぶのはトーマス・エジソンだ。エジソンは、小学校一年生の時に、学校の先生から「もう学校には来なくてよい。」と言われたんだ。お母さんが学校に話を聞きに行くと、「この子は、学校の勉強についていくのは無理です。」と先生に言われて、親子でがっかりしたそうなんだ。
でも、エジソンのお母さんは、「この子は、そんなに頭が悪いはずはない。きっとかしこいにちがいない。」と強く信じた。
そして、「学校がダメなら、家で勉強すればよい。」と考えて、エジソンに自分一人で勉強させることにしたんだよ。
エジソンは、本当は勉強ができなかったわけじゃなく、集団行動ができなかったために、先生があつかいにくい子だったんだと思う。
エジソンは、「夢中になれるものに対しては周りが見えなくなるほど熱中するけど、それ以外のものは気にもとめない」という、とても強い個性を持った子供だったんだね。
エジソンのように、他人と同じではないことを決して恐れてはいけないよ。
時代をつくってきた人たち、時代を動かしてきた人たちは、他の人とちがうことをやった人たちなんだ。他の人たちとは逆の発想をして、みんなが右を向いているときに、自分は左を向くような人たちだったんだね。
君がされていやなことっていうのは、どんなことかな。君が人にしてほしいというのは、どんなことかな。それを具体的に考えてごらん。
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たゆまぬ努力をしていると ”ひらめき” が生まれる
多くの人は、天才たちの頭の仕組みが」わからないので、「そういう人は、もともと頭のつくりがちがっていて、それで、ひらめきが出てくるのだろう。」と考えがちだよね。
でも「ひらめきは、ただ待っているだけで、やってくるものではない。」ということは知っておいたほうがいいと思う。やっぱり、たゆまぬ努力・精進を続けているなかに生まれてくるものなんだ。
研究や仕事などで一生懸命に努力して、勉強して、精進している人が、リラックスしているようなとき、インスピレーションはおりてくる。
海辺や公園を散歩しているときなど、リラックスしているときに、ふとひらめいてくるのがインスピレーションなんだね。
”違った視点”を持つと新しい発想が生まれる
ひらめきを得るために努力した人としては、手塚治虫もいるだろう。
彼は、日本マンガ家の代表的な人であり、日本のアニメ制作のスタートを切った第一人者だろうね。大阪大学の医学部を出た頭のいい人で、マンガ家の社会での立場を高くした人だと思う。
手塚治虫は、もちろん、仕事を一生懸命にやったことはまちがいないし、ものすごい量のマンガを描いている。
これだけの量のマンガを描けた背景には、「手塚治虫は一年間に映画を三百六十五本見ていた。」と言われているんだ。意外なところに創造のヒントはあるよ。
気分転換やリラックスをするために映画館へ行っていたとしても、それは単なる休けいではなく、仕事のアイデアを得るために行っていたわけだ。
「日本のアニメの草分けのような人でも、実際に、それにふさわしいだけの努力をしているのだ。」ということを知らなくてはいけないね。
これは、「秀才として社会でも十分に通用するような人が、ちがった視点、異質な視点を持つと、発想を生んでいく力になりやすい」ということが言えると思うんだ。
（おわり）
https://happy-science.jp/info/magazine-class/hermes-angels/
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創造的人間になるために （大川隆法著『創造的人間の秘密』発刊記念 スペシャル・アーカイブ）
大川隆法 幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。
映画『宇宙の法―エローヒム編―』公式サイト (hspicturesstudio.jp)
「信仰」
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