2020年2月24日 16時42分掲載のNHKニュースWebによると、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で業務を行った厚生労働省の職員と検疫官の合わせて2人が、24日新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。これでクルーズ船内で業務を行った国の職員と検疫官で感染が確認されたのは6人となりました。また各自治体発表で、北海道、東京都、石川県、神奈川県で合わせて10人の感染が新たに確認されたそうです。
この厚生労働省の男性職員は、今月20日に感染が確認された厚生労働省と内閣官房の職員と一緒に3人1組で業務を行っていて、ほかの2人の感染が確認された後も、発症する23日まで船内で業務を続けていたということですから、まったく馬鹿げたことです。23日夜になって感染が確認され、24日の未明に医療機関に搬送され入院しました。搬送時、37度の発熱があったということです。(37.5度ではないのにすぐ検査したわけです! 何故ですかね?)
また50代の男性検疫官は、今月3日からクルーズ船で乗客から質問票を回収するなどの業務を行っており、18日にはけん怠感があったということですが、21日に船内での会議に出席し体調不良を訴えて帰宅し、22日にようやく医療機関を受診してウイルス検査を受け、感染が確認されました。いやはや。
「隔離する側」 の人がこれですから、どうしようもありません。厚生労働省は「職員は船内でマスクを着用するなどしていたため濃厚接触者には当たらず、発症もしていなかったので検査は行わなかった」としているそうですが、バカも休み休みにしてほしい。この2人はそのものズバリ感染源になっていたということになります。陰性という名目での下船者 1000名弱も危険な存在です。こんな杜撰なことをしていて、感染を抑止するなど不可能です。大坪女史も危ないのではありませんか?
もう止まりそうもありません。25日発表予定の政府基本方針は、軽症者は医者に行かないで我慢しろ、不要不急の会合は自粛しろ、という現方針をさらに徹底することになるのでしょう。お偉方には新型肺炎などどうでも良かったということなのでしょうか。まったく話になりません。いい加減にしてくれ!
当地区で今週末に予定している、大半が高齢者で飲食のある会合をどうしたものか。まさに不要不急の会合なので、考えなければなりません。