怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

街中は休暇時期でいつもより僅かに静か、普通に過ごしている人々も多い南ドイツ

2019年08月16日 | いろいろ
休暇の最盛期の今。
街中はいつもより閑散としている。銀行や役所はもちろん、多くの商店は営業しているし、私の所属しているボランティア団体も普通に開所。メンバーの一人が甲状腺関連の病気で入院中(罹患した彼女が言うには南ドイツには多い病気なのだとか)なのと、二名いる学生たちが旅行に出かけているせいで、私は彼らの分も働かなくてはならないのでちょいと忙しい。

もうすぐ完全に故障しそうなコンパクトカメラなのに、欧州は太陽光や空気の湿度が違うのか、きれいに撮影できる。
建築工事も夏季長期休暇などなしで続行中。

集まってくる商店やスーパー、個人の寄贈品の食品から数点もらったひとつのパン。
いつもとは違うパン屋の品だったので試してみたかったんだ。
甘いものだと思ったら、こしょうがぴりっとした塩味でおいしかった。

パンの売れ行きが悪いのだろうか、いつもの数倍のパンが届いている。
また、その品を受取りに来る人々もいつもより少ない気がする。特に、ドイツ人。やはり、家を離れてどこかに行っているのだろうな。来るのは難民や在住外国人ばかりだ。
難民歓迎だけれど、彼らの多くはドイツ語力がないことが多く、簡単な会話さえ成立しないのが残念だ。
ドイツ政府は彼らの語学教育に凄まじいお金を使っているはずなのだけれど、学校に一度も行ったことがない成人や、まるっきり就業する気などない人々は、政府の努力などが届かないのだろう。
その日は、民族衣装のアフガニスタン人に名前を尋ねたのだけれど、手を振るばかりでわたしの簡単な質問さえ理解してくれようとしなかった。わからないだけでなく、わかろうとしないその投げやりな態度にちょいとムカついたので、おおげさなジェスチャーを交えて、なんとか名前を聞き出した。
最後は笑顔で終了・・・・ああ。ドイツ、頑張れよ・・・・って思ってしまった・・・・

ゼンメルクヌーデル。りす訳では「パン団子」。パンを細かく切って、卵などを混ぜて練って団子状に形作り、ゆでたものだ。

日本人にもおいしい献立のひとつだ。
私も好きだが、調子に乗って3個も食べたら、食後に具合が悪くなった・・・
義母は、私がいつもにない食べっぷりを発揮して喜んだだろう。
午後のケーキが食べられなかった。義母は少々心配したようで、ソファで横になっていた私に「温かいお湯かお茶を飲みなさい」と言いにきた。
今週末から、家族の誕生日が連続する恐怖のケーキ攻め週間が始まる。
胃の具合を万全にしておかなくてはならない時期なのに、油断してしまった。明日からちょいと絶食かな。