怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

何が流行っているのかいまひとつわからない生活

2019年08月18日 | 文化
数年前に日本でも劇場上映されていたドイツ映画だ。
人気のある作品だそうだが、私はつい先日までまったく知らなかった。偶然、YouTubeで見つけた。

言葉の壁も大きいだろうが、日本のように何度も繰り返して宣伝するとか、街の中に盛大に広告を出したりエンドレスに音楽を流すなどをしないせいもあると思う。

みんなが同じことに関心がある(関心を持たせられている)、という日本の現象(私の印象)がここでは少ないのかもしれない。知らないとひどく馬鹿にされた経験を思い出す。持ち物なども同じでなければならなかった印象。携帯電話を持っていなかったのもいろいろ言われたものだ。

「チック」というのがこの作品のタイトルだ。欧米の小説などは単純に主人公の名前を題名にすることが多い。
書籍を売るとき、題名は非常に大事だと読んだことがある。ブログ記事のタイトルでさえ、閲覧数を増やすためには重要らしい。
日本は本や映画のタイトルでさえ、非常に工夫しているんだ。こちらの単純さはどういうわけだろう?

読めないとは思ったが、その原作を探してみた。
なんと、手持ちの本にあった・・・・

難読症や子供の頃にきちんと読み書きを習得できなかった人のための、易しく書かれたものだ。

裏表紙の原作者の紹介。彼は若くして亡くなっている。
これなら読めそうなので、挑戦してみよう。
だが、やっぱり、日本語訳でも読んでみたいものだ・・・・

ううう・・・
送料などを考えると、やっぱり、要らないかな。
読書、映画鑑賞などには盛大に不自由を感じる外国生活。まあ、自分で選んだ道だもの。仕方がない。