怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

2008年04月13日 | ここの生活
日本人と比較すると、ドイツ人の服装一般は、かなりいい加減な印象を持っていたので、日本で買い込んだ服は、いい加減なものばかりだった。

たとえば、この赤ズボン。

これはわずか数百円で買ったものだ。
安かったので、10枚くらい買って持ってきた。赤は売れないらしく、大量に残っていたものだ。しかも、子供服。私は7号サイズ、下手すると5号もいけちゃうミニサイズ。
ところが、義母はこの赤ズボンが気に入らないらしい。
「いくつ持ってきたの?」と問いただす。
「じゅ、十くらい・・・」

赤がだめなら、黄色はどうだ、と思いつき、穿いてみせる。

「夏になるまでこの色はだめ」
と、またもや拒否。
ちなみに、赤ズボンと一緒の赤セーター、黄ズボンと一緒のシャツも「外に着ていくな」と、釘を刺されてしまった。

はあ?
ドイツ人って、そんなに服に気を使うのぉ~
若者の腹肉あらわなジーンズより、よっぽどいいじゃあないかぁ、思いながら、最後にこれを見せてやった。

これは合格。
ふむ、ジーンズと何の変哲もない普通のセーターか・・・・
つまらない・・・・
青いジーパンは私の今までの人生でこの一枚と、実家の一枚くらいしか持ったことがない。

いい加減、と冒頭に書いたけど、やっぱり私の好みを選んでしまうわけで、上2枚の写真は私の好きな服、だと思う。
う~ん、すべて否定されてしまった。

先日、義母が服を見に行こう、と誘ってきた。
小さいサイズもある店で、3本のジーンズを買わせられた・・・(買ってくれると嬉しかったのだけど、まあ、パラサイト生活だしぃ~)
「もう、赤は買わないでね」と念を押されながら・・・