飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

特別の教科 道徳 質の高い多様な指導法

2017年06月26日 14時42分32秒 | 道徳科
道徳科の指導方法はどのように変わるのか。
学習指導要領の解説書の中に、「質の高い多様な指導法」を用いることが望ましいと書かれている。
これまでの基本型と言われるものをもとにしながらも新しいと授業展開を模索する必要性を説いている。

本来、道徳の目標は「道徳性を養う」ことが究極の目標である。
この道徳性とは、「道徳的諸価値の理解(=理解)」と「自己の(人間としての)生き方についての考え(=思考)」から成り立っている。
道徳科の学習で育てる資質・能力とは、自立した人間として他者と共によりよく生きることを意味している。

では、このような道徳性や目標を達成するために考える授業が「質の高い太陽奈指導法」ということになるだろう。

例示として次の三つがあがっている。

1 読み物教材の登場人物への自我関与が中心の学習(自我関与)
2 問題解決的な学習(問題解決)
3 道徳的行為に関する体験的な学習(体験的)

具体的にどのような発問や投げかけを子どもたちにするのか。

◎自我関与…もし、あなたが○○ならどうしますか。学級の解決策を考える。単なる方法論だけにならない注意が必要

◎問題解決的…どこに問題があったのだろうか。どうすればトラブルにならずにすんだのだろうか。自分ならどのように問題を解決しますか。

◎体験的…従来からあるロールプレイや役割演技

saitani


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