飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

ポジティブな環境

2006年09月18日 23時49分37秒 | 授業論
人間は環境に大きく左右される。
生活する環境、自分の身をおく環境によって成長も決まり、やるべき方向性も決まってくる。
中田英寿が引退のインタビューに答えてこう言っていたことがある。
「あなたにとって一番大切なこと何ですか。」
と聞かれて、
「人との出会いです。だから、これからも出会いを大切にしたい。」
どんな人に出会うか、それは人生を大きく左右させる。
自分自身もあの出会いがなかったら全くちがった道を歩いていたかもしれないと思うことがたくさんある。

しかし、出会いは大切だが誰とでも出会えばいいわけではない。
世の中には、自分によい影響を及ぼす人と残念ながらそうでない人がいる。
思考でいうと、ポジティブな人とネガティブな人である。

自分で考えたことは何らかの形で行動に表れる。
思考は現実化するという言葉もある。
ネガティブな環境の中で、ネガティブな言葉ばかり聞いていれば自然と思考もマイナス方向へといく。
「そんなことはできない。」
「そんなことはやる必要ない。」
「無理しなくてもいい。」

これに対して、実現不可能な夢を話したとき、
「ひっとしてできるかもしれない。」
「きっと夢はかなうよ。」
とポジティブな言葉をかけられれば自信をもって努力できる。

まわりも巻き込み集団全体をポジティブにすることはしなければならない。
しかし、それは困難な道のりである。
ならば、ネガティブな環境を避け、まず自分自身をポジティブな人間関係の中におくことが前向きに努力することにつながっていくと思う。

(saitani)
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