飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

授業への取り組み態度

2023年08月02日 09時38分41秒 | 授業論
同じように勉強してどうして結果に差がでるのか。
能力の差が原因なのだろうか。
全面的には否定できないが、やはり、授業への取り組む態度が一番の要因だと思う。
とくに小学校段階では、まじめにコツコツ努力をする子が結果をだすことは経験上わかる。
では、どのような授業態度が結果に結びつくのか、具体で子供たちに伝える必要がある。
この時期に次のような項目で自己評価させる。

1 自分ができる、わかると思い込んでいる。
2 先生の話や友だちの発表を良い姿勢で聞いて学習している。
3 先生に言われたことにすぐに反応している。
 (ノートを開きなさいなどの簡単な指示を言われて3秒以内に反応しているか)
4 1時間に1回は発表しようとしている。
5 わからない問題でも「わからない」と思うのではなく、「多分こうだろう」と間違えてもいいから答えの予想をとにかく出している。
6 友だちや先生の話をうなずいて真剣に聞いている。
7 良い意見をまねしたり、人に教えてもらうことは悪いことだと思っていない。
8 「質より量」をいしきして、たくさんの意見、考えを出すようにしている。
9 全員発表のときになるべく同じ意見を言わないようにしている。
10 つけたしや質問を1時間に1回はしようと心に決めている。
11 間違っても全然いいと本気で思っている。
12 大きな声で音読、発表、相談をしている。
13 先生や友だちが言ったことに対して、返事ができている。
14 1分の時間を大切にして、自分のできるかぎりのスピードで学習している。

saitani
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