飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

霧の中をいけば

2023年10月10日 05時19分49秒 | 人生論
霧の中を行けば 覚えざるに衣湿る

霧の中を歩いていると、濡れるともなく、知らず知らずのうちに、衣服が湿って重くなっていく。
人生もまた、それと同じだということ。
善い人のそばにいれば、意識せずとも善い影響を受ける。
悪い人のそばにいれば、意識せずとも悪い方向へと流れていく。
美しいもの、清らかなことに触れていると、だんだん自分もほんの少しずつだが、心豊かになっていく。
逆もまた然り。


愚の如く魯の如し

愚(おろかもの)、魯(でくのぼう)。
誰もみていないところで、誰にも知られないところで、それでも変わらずに努力を積み重ねること。
人の真価はそういうところに現れる。
自分が、今できることを信じてそれを一生懸命励み、人からの評価ではなく、自分の評価で生きて自分で自分を磨き続ければ、それでいい。


正解の道を選ぶのではなく、選んだ道を「正解」にする。


自分の信じた道を流れるままに進めばいい。
力を抜いて深呼吸して、姿勢を整えて堂々とあなたはあなたらしい道が必ずある。
信じて進めば未来は明るい。
大丈夫!

この記事についてブログを書く
« 久しぶりの琵琶湖 | トップ | 行き詰まったときにすること »

人生論」カテゴリの最新記事