飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

自ら選択し、行動する

2020年09月19日 12時24分19秒 | 教育論
学級で子どもたちと生活していると様々なできごとが起こる。
その中には良い行いと悪い行いがある。
善い行いは積極的にほめることが必要だ。
子どもたちは子どもたちは教師に価値観に影響され、担任は自分たちのどこをみていて、どんなことを褒め、どんなときに叱るかを注意深く観察しているからである。

例えば、掃除をサボった子がいるとする。
通常なら、該当の子供を呼び出し、注意し、やり直しを命じるだろう。
しかし、それでは次にはつながらない。
まあ、この方法でも改善がされていくこともあるが。

では、どうするか。
共通的な対応としては次のようにする。

1 課題に対して複数の代案を考える。
  子どもたちに示させる場合もある。

2 複数の代替案から主体的に選択する。
  このあたりの対応は、特性を持った子にも有効。

3 選択したことを実際に行ってみる。

4 行ってみて、成果があがったかどうか検討する。

5 成果がでないものは、方法が適さないと考え、別の方法を行ってみる。

saitani