
カナダの家づくり、つづいては風呂などの設備について。
日本の建築基準と大きく違うのは基礎の作り方。日本の場合は地震国ということもあって、配筋などこまかく定められ、基本的に田の字型にしっかりコンクリート壁が形成されています。いっぽうカナダでは、右側の写真のようにコンクリート外周のみの単純な5面体が基本。真ん中に鉄の棒が束のように立てられて、床の横架材をちょっと支えている程度。
構造は床面が一体となるプラットフォームで面剛性が高いのでこれでOKなんだそうです。
見学したサスカツーンは北極とたいして違わない、凍結深度(冬に地面が凍上し変形する可能性のある深さ)が、なんと180cmなので、完璧に地下室がこうしてできあがる。おまけにここは当然床面積に算入されていません。なんか得した気分になる。このスペースは、DIYに絶好の場所なので、住人はせっせと日曜大工して、趣味の部屋などに利用しているんですね。こういうのが最高の楽しみになっている。
サスカツーンなんかとは凍結深度が全然違う、大変温暖なバンクーバーやその他の地域でも、地下室っていうのはどうも標準的。豊かなホビー生活、まずはこうした場所のある、なしってのが大きいですよね。
カナダの建築関係者に聞くと、日本の住宅と決定的に違うのがお風呂。
日本人は広めの「水の流せる床面」がある風呂になりますから、床面の入念な防水処理が必須。当然ユニットバスなどの需要が高まり、その面は進化しました。こちらのは、床面の防水というのは特段配慮されません。バスタブ・シャワーと床の仕切はたんにカーテンくらいなんですね。「えー、これでいいの~」というのが日本の建築関係者の驚きの声。
けっこう、ディテールに違いがあるもんでしょう?
日本の建築基準と大きく違うのは基礎の作り方。日本の場合は地震国ということもあって、配筋などこまかく定められ、基本的に田の字型にしっかりコンクリート壁が形成されています。いっぽうカナダでは、右側の写真のようにコンクリート外周のみの単純な5面体が基本。真ん中に鉄の棒が束のように立てられて、床の横架材をちょっと支えている程度。
構造は床面が一体となるプラットフォームで面剛性が高いのでこれでOKなんだそうです。
見学したサスカツーンは北極とたいして違わない、凍結深度(冬に地面が凍上し変形する可能性のある深さ)が、なんと180cmなので、完璧に地下室がこうしてできあがる。おまけにここは当然床面積に算入されていません。なんか得した気分になる。このスペースは、DIYに絶好の場所なので、住人はせっせと日曜大工して、趣味の部屋などに利用しているんですね。こういうのが最高の楽しみになっている。
サスカツーンなんかとは凍結深度が全然違う、大変温暖なバンクーバーやその他の地域でも、地下室っていうのはどうも標準的。豊かなホビー生活、まずはこうした場所のある、なしってのが大きいですよね。
カナダの建築関係者に聞くと、日本の住宅と決定的に違うのがお風呂。
日本人は広めの「水の流せる床面」がある風呂になりますから、床面の入念な防水処理が必須。当然ユニットバスなどの需要が高まり、その面は進化しました。こちらのは、床面の防水というのは特段配慮されません。バスタブ・シャワーと床の仕切はたんにカーテンくらいなんですね。「えー、これでいいの~」というのが日本の建築関係者の驚きの声。
けっこう、ディテールに違いがあるもんでしょう?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます