性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

楽しい書斎整理

2009年09月21日 09時24分25秒 | Weblog



予定をまったくしていない連休の真っ最中です。
きっと、多くのみなさんは楽しく、行楽を楽しまれていると思います。
わたしは、家の中のこと、家族のこと、
整理整頓と掃除に明け暮れていまして、
合間合間に、買い込んでいた書籍や展覧会の図録などをじっくりと見ております。
国立博物館での展示図録など、
ここ数年、気に入った展示会などでは必ず購入していましたので、
こういう時間が得られると、無上に楽しく歴史世界に没入できますね。

写真はわたしの書斎のデスク上であります。
ちょっと恥ずかしい(笑)。
書棚と、収納棚に利用しているスペースとパソコン配線でぐちゃぐちゃだったデスクを
ようやくにして整理いたしました。
書棚の中には、まだ読めていない本がたくさんあります。
ライフワークの関係書、集めるだけ集めても
なかなか読破する機会がないものです。
ちょうど、坊主への整理整頓教育を兼ねていろいろ書斎の模様替え。
こうやってわが家の造作、使い勝手を工夫していると、
設計していた時のことが思い起こされてきます。
つい気ぜわしさに取り紛れて、「こう使いたい」と考えていた
使い方のことが実感を持って思い起こされる次第です。
考えてみると、この書斎的な場所って、
ものすごく自分ではこだわっていた場所でもありました。
で、いまはライフワークとして、北方日本の歴史研究、
それも数少ない文字資料と、それを取り巻く世界史的な視点、っていうような
分野への探求興味って、このような書斎を考えて
その利用計画の中で、漠然と「そんなことを研究してみたい」と
考えていたことだと、回心に似たような感覚で、再認識したのですね。
自分自身の環境作り、忘れていた原点的なものが甦ってきました。
よく他の人には「何をしたいのか、明確にして家づくりを考えましょう」って
言っているわけですが、紺屋の白袴。
っていうか、つい忘れてしまっていた意図と計画性を追体験しているわけです。

まぁ、こんな空間を持つことができ、
その中身としてのライフワークも発見できているのですから、
その幸せをもっと感謝しなくてはいけないと思います。




北のくらしデザインセンター
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