三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【身近な気候多様性 パラダイス関東&北海道】

2018年01月13日 06時54分35秒 | Weblog


もう何回往復しているのか、と思いますが、
やはり北海道の「となり」は東京なのだと強く感じます。
飛行機という移動手段がコスト的にも非常に身近になって、
北海道の人間が訪問する先としては
東京がいちばん行きやすくなって久しいのだと思う。
で、冬の時期に移動する度に、ため息の出るような相違を感じる。
関東の冬はやはり適度な寒さがあって、基本的に好天が続く。
写真のようなダイナミックな関東平野の色彩感が
五感に迫っても来る。
この国の発展を考えて、歴史が徐々に関東地方に首都を動かしてきたのは
やはりこの広大な関東平野の四季感覚が惹き付けたのではないか。

で、きのう夜9時頃に札幌に帰還しました。
お出迎えは自宅周辺の積雪、10数センチでしょうか。
ここ数日は福井県などの積雪がまさに災害的な猛威だそうで、
東京での会合でも福井県から来られた方から、
「北極から来ました」と自虐されてしまった。
まぁ、札幌はそれほどでもなくて幸いなのですが、
それでも夫婦で小1時間ほど自宅周辺の除雪作業であります。
まぁ元気なうちは一種の健康維持運動でもありますから、
そう苦にはなりませんが、たっぷり汗ばむほどの作業量ではある。
都内の移動から飛行場への移動でしっかり運動したあと、
最後のシメで除雪運動が待っていた(泣)。
しかし、それを果たして迎える除雪されたわが家周辺の光景も
まことに清々しい独特のいごこちを感じさせてくれます。

こういった季節での気持ちのゆとりをもたらせてくれるのは
やはりなんといっても、冬の北海道の住宅のいごこち品質のよさ。
断熱気密が、多様な気候のなかで暮らせる楽しさを
たのしいコントラストで浮き上がらせてくれる。
わたしたちは、昔の人たちがまったく想像もできないような「快適」を
ごく普遍的に実現できているのだと実感しますね。
さてひと休みして、本日も重要な打合せであります。
コメント
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