三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

あるときは講演者&配送業者&料理人etc

2015年11月12日 04時07分13秒 | Weblog


本日はごらんのようなセミナーで講師を務めます。
今回はわたしはどっちかというとプロデュースでして
工務店さんの「経営」にフォーカスした内容を主催者に提案して
その講師として、新潟のオーガニックスタジオ・相模社長をご紹介。
かれの講演がメインで、わたしはその前座を務めるという次第。
相模さんは、いま全国の工務店が注目する存在。
YKKが全国で開催している窓の高性能化セミナーでも各地で
講演されています。高断熱高気密をセールスポイントにした工務店で
その経営面でも大注目を浴びている存在です。
なんと言っても、その情報発信力で地域ユーザーに深く浸透している。
大量宣伝、大量営業マン投入という大企業にはない、
独自の経営戦略で戦っているニュータイプの工務店です。
縁あって交流させていただき、今回講演をお願いしたところ
こころよくお引き受けいただけました。
わたし自身も講演者のひとりながら、聞くのが楽しみであります。
そんなことなので、やや気が楽というところではありますが、
さてどういう展開になるか、いつもハラハラドキドキではあります。

ということで、札幌から飛行機での往復を予定していましたが
仙台で使用している社用車が1台おシャカになり(←表現古!)まして、
急だったので、仙台での入れ替えをあきらめて、
ちょうど今回のこの出張に札幌の使用車を持って行くことに。
緊急事態が発生すると、気心の知れた取引先でないと
いろいろな便宜をお願いしにくいものです。
札幌の取引先にいろいろお願いして対応してもらいました。
で、きのうのうちにフェリーに乗船しての船旅であります。
北海道の中小零細企業が、仙台にもオフィスを構えるというのは
実にいろいろな事態に遭遇し続けるものであります。
大手企業のように基礎体力があるわけではなく、
いつも手探りで舵取りを余儀なくさせられます。
クルマの管理というのも、基礎体力の無い会社には、なかなか一苦労。
どんなことも最適解もしくは次善くらいの解をというプレッシャーもある。
自分でチェックしようがない中で、対応は待ったなしに迫ってくる。
しかし一方で中小零細企業のいいところは、小回りが利くこと。
あるときは給食の料理人になったり(笑)、
こうして自動車の長距離配送業者になったりもする(笑)。
ある意味、いろんな役柄をこなせられる楽しさにあふれている(泣)。
なんにせよ、なんでも前向きに考えて行くしかありませんね。



コメント
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