三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

函館「電撃」日帰り旅

2015年08月15日 06時52分13秒 | Weblog
さて坊主も帰ってしまって、今度は秋に
娘が帰省するまでは、しずかな暮らしようであります。
なんですが、せっかくの休みなので、今回ふたたび函館へ。
札幌から函館までだと、いまは一般的には道央道高速を使います。
ただ、これだとエラい遠回り320km以上になるので、
なるべく最短距離で向かうルートをいつも考えています。
で、最近は札幌市西区山の手のわが家から、小樽方面に高速乗って
朝里で下りて、そこから山道に入って毛無峠へ。
そこから赤井川村~倶知安へと抜ける道を走る。
国道5号線を南下して、黒松内から道央道に乗って、
大沼公園インターまで一気に南下するというコース選択。
こっちだと、おおむね270km未満。
まぁ50kmくらいは短縮できるコースであります。
だいたい4時間程度で走行できます。
きのうはこのコースを7:3くらいの割合で運転を夫婦でシェア。
朝5時に出て、帰って来たのが大体21時半。
移動に8時間で、函館滞在は8時間半程度。
そのほかにも函館市内の移動はあるけれど、距離はごくわずか。
「疲れたら、ビジネスホテルにでも泊まるか」
と出掛けたのですが、結局は完全走破いたしました。
おかげさまで本日は、やや重たい朝を迎えていますが(笑)、
幸いにして雨模様の「休息日」になりそうであります。
ONとOFF、きっちりと切り替える過ごし方。

函館では今回は、
西部地区を中心に歩きながらの散策が中心。
まずは谷地頭温泉で、朝風呂を堪能して運転疲れを取り、




イギリス領事館、函館区公会堂、旧相馬家住宅、古民家そば店、
北方民族資料館、函館文学館、高田屋嘉兵衛資料館、ラッキーピエロ五稜郭店
などをてんこ盛りで見て回っていました。
こう書くと、すごいパワフルな行程でありますね(笑)。
どうも歳を考えないで、突っ走ってしまいます。
まぁ、元気な内に動き回る楽しみをこなした方がいいのか、
わたしの場合には、個人的に人文的なコトの方が興味が持てるので、
やはり函館のような、歴史的な積層感が楽しい。
ただ、今回駆け足で西部地区を歩いてみたのですが、
完全な「観光ゾーン」と化してしまって、
こういう街のありようというのも、さてどうなんだろうと、
疑問も持たされました。
あちこちで空き家になっている住宅などが増えていて、
たしかに「生活の場」としての街並みからは大きく遠ざかっている。
こういった街が、ほんとうに永続していけるのかどうか、
エトランゼとしての視線と、また少し違う見方を感じた次第です。
まぁしかし、本日はゆっくり人類史の読書でもして
のんびりしていたい、と思っています(笑)、ふ~~~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする