三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

ヤマボウシの実

2011年09月14日 07時15分30秒 | Weblog






会社社屋のシンボルツリーとして植えてある
ヤマボウシ。
ことしは、新緑から夏の白い花とずいぶん楽しませてくれています。
いい香りがたちこめていまして、
それに吸い寄せられるように、昆虫たちのコロニーも
あんまり歓迎できないものも含めて(笑)、
いろいろに出来ております。
きのう朝、ふと気付いたら、
ハチがいろいろな種類のヤツが飛んでおりまして、
かれらは、この香りが好きなのか、
その根源である樹液が気持ちいいのか、
大きくは仲間である、アリたちといっしょになって飛行しています。
大型のヤツでは、クマバチはよく見ていたのですが、
なかにどう猛で知られるスズメバチも1匹発見。
近隣のどこかに巣があるのでしょうが、
あんまり来ては欲しくない、出来ればご遠慮したいところですが、
まぁ、様子を見ているしかないですね。
で、そんなことでヤマボウシを凝視していたら、
なにやら、実のようなものを発見。
サクランボのような形状なのですが、
ごらんのようにイチゴのような表面でもある。
とりあえず発見したのが2つだったのですが、
右側のヤツは、何かの虫に食われて裏側は空洞になっております。
暑い暑い、といっていた今年の夏も、
こんな証拠品を見ていると、やはり秋に近づいてきている。

ほんの小さな植栽スペースですが、
このヤマボウシばかりではなく、ことしは
2本植えてある「カツラ」がズンズンと大きく成長して、
立派な樹影を見せ、そして大きな木陰を作ってくれています。
お隣さんに若干枝が伸びていっているのですが、
いまのところ、この木の緑や木陰を楽しんでいていただけているようで、
そういうお隣さんに感謝しています。
これから毎年、その生長にあわせて適度な剪定などの
メンテナンスを心がけていかなければならないなぁと
思っている次第。
「ほっておいたら、すぐに大きくなるよ」
って、知人からは忠告されておりますが、
木の成長を楽しみながら暮らしていけるっていうのは、
なんとも本当に楽しい限りだと思っています。
この木の実のように、ときどき、はっとする体験までさせられる。
家庭、と日本語では言うわけですが、
家には(ここは事務所ですが)庭がやはり似合うなぁと思いますね。
願わくば、このようにメンテナンスしている庭付きの
しかも性能がよくて、メンテナンスもきちんとされているような
そういう住宅は高値で取引されるような住宅マーケットに
なっていって欲しいと念願します(笑)。
コメント
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