きのうも雨が降り続いていた札幌市内。
前日は自転車で通学して、きょうも自転車で行くと言っていた坊主すら、
結局は断念せざるを得ないほどの降りよう。
で、朝はクルマで送ってやったのですが、
その帰り道、わが家から500mほど西側を流れている
2級河川・石狩川水系「発寒川」の様子をふと見ると、
とんでもない様相を見せているではありませんか!!
そのときは、カメラも持っていなかったので、
その後、会社に出るときに立ち寄って撮影したのがこの写真ですが、
そのときは、もっと激流が逆巻いている状態で、
まさに豪雨の激流、という状態でありました。
周辺の住民のみなさんも、不安そうに川を見に来ている方が多く、
これは、もう少し雨量が増したら、
警戒、そして場合によっては避難、というような状態。
写真の真ん中のあたりに橋がありますが、
まぁ、まだ隙間もある状態でしたが、こういうのは時間の問題。
ハザードマップを確認する必要性を感じました。
本当に万が一、あふれたらどうしようか、という不安。
わが家周辺では、
この発寒川土手がやや高くなっているので、
ここがあふれると、たぶん、扇状に濁流が広がっていくものと推測されます。
ちょうどこの写真の周辺が扇状に広がる地形の先端部分。
写真中央に段差がありますが、こういう段差が数カ所
この下流にかけて見られます。
わが家は、「山の手」という地名通り高台にはなっているのですが、
この川の扇状地地形が基本なのです。
わが家建築の時、基礎や地下を造作するために3m以上掘削したのですが、
そのような河川扇状地の地形を確認することが出来ました。
で、場合によってはあふれかえった水は流れてくる。
わが家から下手に向かって、琴似・八軒といった低地があるので、
そっちの方角に水が流れていくだろうという推定。
30年前には、いまのわが家があるところから
東側2kmほどの「二十四軒」という場所に住んでいましたが、
ススキノで飲んでいて帰りが朝になって、
タクシーで帰ってくる途中、以前の川を暗渠にした場所が
ふたたび川になってしまって、
大きく迂回せざるを得なかった、という体験記憶があります。
まぁそんな雨の中で酒を飲んでいたのですから、のんきな話ですが(笑)。
また週末には雨が予想されているので、
万が一のことも、しっかり考えておかねば、と思った次第。
なんですが、いま、わたし再び旅の空で、
仙台にいて札幌を心配しております。
今朝電話したら、札幌、晴れ間も出ているようですね。ひと安心。