三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

喜多方ラーメン・坂内食堂

2009年12月08日 05時55分55秒 | Weblog



ひさしぶりに食べ物ネタであります。
おとといは会津にいたわけで、
取材が終わるころに、設計者から昼食のお誘いがあり、
地元と言うことで、喜多方ラーメンという、
まぁ、なんといってもものは試しという食探訪であります。
全国に喜多方ラーメンを広げた「坂内食堂」の本店に行ってみた次第です。
仕事で歩く傍らなので、昼食はだいたい時間と距離優先で選択するのですが、
このようにご案内いただけると、たいへんありがたい。
やや時間は遅れた昼食時間、とはいっても日曜日の午後と言うことで、
覚悟はしていましたが、けっこうな行列ができておりました。
で、待つこと15分くらいだったでしょうか、
ようやく暖かいラーメンとご対面であります。
見た目、大変あっさり系の感じがいたします。
わたしは、さっぽろラーメンのこってり系新しバージョン、
全然受け付けなくなっているので、こういう風合いがうれしい。
味は、選択がないのですね。しょうゆとか、みそとか、ない。
あるのは麺の量と、チャーシューというか、「肉」の量。
わたし、チャーシューもそんなには、というほうなので、
これは、麺だけ大盛りにしてもらったふつうのラーメンです。
スープをすすってみると、予想通りあっさりですね、これは。
胃袋にやさしそうな、わたしのような年齢層には受け入れやすい味わい。
なんでも、早朝7時から営業しているのだそうで、
朝から食べる人もいるんだそうです。
この味なら、さもありなん、という感じがいたしました。
麺は、ご存知のように太めで平たい独特の麺。
表面のツルツル感はあるので、もさもさした舌ざわりはしませんね。
ということで、続いては「肉」、チャーシューであります。
と、これが、うまい!
スープとも、麺とも実に絶妙に似合っていて、
ラーメンのハーモニーを引き立てている。
「これは、失敗した、肉ラーメンにすれば良かった・・・」
と、即座にたった5切れの肉を恨めしく思った次第。
そうはいっても5切れは入っているのですからまぁ、
選ぶときには、いいんじゃないかと思ったのですが、
これは、絶対に肉ラーメンですね、ここでは。
肉を一切れ食べて、麺をすすり、スープをすする。
というのが、この坂内食堂さんの食べ方、王道のような気がします。
味わいが、そのような仕掛けになっていると思います。
わずか5切れの肉と、ハーモニーを惜しみつつ、
一気に食べ終わった次第であります。

この店は、全国でチェーン展開しているのだそうですが、
そういうチェーン店とは少し味が違うのだそうで、
現に全国から食べに来る人が多くて、
その違いを実感していっているのだそうです。
このあたり、地元でしか食べられない「白い恋人」商法と、
量を稼ぐチェーン店商法、どちらも成功させている慧眼作戦なのでしょうか(笑)。
たまに行くことができた有名店、
なかなかおいしいラーメン店でよかったでした。
値段は、確か・・・、大盛り800~900円くらいだったはずです。





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