札幌に観光で来られた方にはだいたい土産は
ここ、札幌中央卸売市場(場外)を、お勧めしております。
わたし、育った実家は食品製造業でして、中央卸売市場のすぐ近く。
市場が出来る前に、「北海道博覧会」が開かれて
その跡地利用と言うことで(って、最初っからそっちが本命)、できたのですね。
そういうころから関わったりして、ごく身近なところなんです。
アルバイトでも実家の仕事をよく手伝っていまして、
新鮮な魚介類や山海の品など、鮮度とバラエティはここが一番と思っています。
前、勤めていた会社の社長から、取引先への特別のプレゼントのリクエストで
さけの「るいべ」を、新聞紙やドライアイスに詰め込んで送ったりして
たいへん喜ばれた記憶なんかもあります。
釧路の和商市場では、どんぶりにご飯を盛って
そのうえに好きな魚介類を盛りつけられる「勝手どんぶり」が豪快ですが、
そこまで観光化していない、ここでは朝早くからやっている食堂で
右側のような「大漁丼」を楽しめます。値段は1365円、だったはず。吸い物付き。
さけ、いくら、とびっこ、ほたて、いかなどなど、
朝からそこまで大丈夫か、という感じでしたが、やっぱ
新鮮でおいしく楽しめました。
仙台では、こういう趣向の店はないのかなぁ
と、料理人志望だった建築家の方に聞いたら、
やはり一般向けの「場外市場」みたいのは仙台にはないそうですね、残念ながら。
北海道中のおさかなはいったんここでセリに出されて
各地に出荷されていくのですね。
最近、以前の駐車場スペースに新しく市場が増築されて
働く人たちのための大型の駐車場も巨大。
わたしが出入りしていた3~40年前とは隔世の感の巨大さ。
まさに北海道の胃袋、って感じがします。
市場の人たちと、わいわい言いながら値切ったり、話を聞いたり、っていうの
ホント楽しいひとときを楽しめると思いますよ。
本日はまたまた、食べ物ネタということで。 ではでは。