くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

花の生涯~梅蘭芳~

2009年02月28日 | 日常あれこれ
こんな名前のNHK大河ドラマが昔あったなあ。松たかこちゃんがデビューしたやつ。

友人から「プレミア試写会行かない?チケット代はいらないよ」とありがたいメールが来た。安藤政信クンが来るというからミーハーな私はホイホイ、観に行っちゃったよ。バトロワの安藤くん、クールな悪役ぶりがかっこよかった。実はそれ以降はあまり知らないのだけど、地道に活動しているみたいだよね。



各社マスコミ取材が入るプレミア試写会初体験。前列は新聞社、雑誌のカメラマン。後列はTV局カメラ。簡単なインタビューが終わると大撮影大会。それが終わるとマスコミはさっさと退場する。きっぱりお仕事モードの彼らと、ウキウキしているファンとの温度差が対照的で面白かった。

中国の役者さんと並ぶと安藤クンは線が細いね。実際、痩せているから小柄に見えた。受け答えは真面目で、中国語で苦労したことや、この映画に参加できてうれしかったことなどを語ってくれた。彼は、日本と中国の板挟みになる、悲劇の日本人将校役を好演している。出番は少ないが、純粋な悲荘感がよく出ていた。それよりも上官役の人が坊主でこわくて異色な存在感を放っている。誰か思ったら六平さんじゃないの。舞台「冬物語」とは偉い違いだ。六平と書いて“ムサカ”さん。“ムサシ”のちらしを“ムサカ”に変えちゃったおちゃめな人とは思えなかった。

主演のレオン・ライ氏はどっしりとしていて貫録がある。相手役のチャン・ツィイーさんがとても美しい。ナイスプロポーションでチャイナドレスを着こなしていた。歴史に翻弄されながらも、芸と恋に一途に生きて国民から熱狂的支持を得た京劇役者の一生を描いた大河ロマン。映画としては可も不可もない出来栄えかなあ。ド素人の私が言うのも失礼だけど、2時間30分はちょっと長かったなあ…。

スパイス

2009年02月22日 | 日常あれこれ
刺身にわさび
餃子にラー油
うどん、そばに七味
おでん、しゅうまいに辛子
ホットドックにマスタード
うなぎに山椒
やっこに生姜
ピザにタバスコ
……

スパイスの旨さがわかるようになったのはいくつの頃だったろう。ラーメンに胡椒を入れたらおいしかった記憶が鮮明にある。おっ、大人の味だって。今はマヨ党など新たなものも増えて料理の味つけも繊細になったなあ。ソースにケチャップにマヨネーズを混ぜるなんて昔はあまりしなかった気がする。とんかつならトンカツソース、オムレツならケチャップて相場が決まっていたもんな。

最近、柚胡椒にハマっている。大分に旅行するまであまり使ったことがなかった。とにかく辛いというイメージしかなかったんだよね。でも湯布院で買ってきたのがとてもおいしくて、焼き魚でも、汁物でも、おでんでもなんにでも入れたくなっててしまった。柚子の香りとしょっぱさがたまらん。京都でも売っていたから買ってみたけど微妙に違うんだな。やっぱり柚胡椒は九州に限るね。

先日、デパートの自然食品売り場で久し振りに大分産のものを見つけた。





くしの農園自家製柚胡椒

やっぱり上手い!あっという間に半分なくなった。塩分取りすぎかな~。


ANN

2009年02月21日 | 藤原竜也


1時に録音タイマーをセットして横になったものの、あの二人の生トークが始まるのかと思うと寝付けない。結局タイムリーで聞いちゃった。聞きはじめたら、ますます目もさえて気がついたら、エンディング。期待通り、いやそれ以上で楽しかった~。

小栗、竜也! なに、くだらないことべらべらしゃべってんだよ。
早く、帰れよ!

突然の蜷川さんのダメだしドッキリにたじたじの二人。スタッフさん、ナイスです。

この二人、すべてが正反対なんだけど、水と油にはならずお互い自分にないものを認めあっている。演劇が結びつけた不思議な関係。“オーラの泉”風にいえば、前世でも何かしらつながりがあったに違いない。ここまでの道のりが運命的だもんな。「これで小栗とは最後だろうけどね」なんて竜也くん。確かに、このたびのチケット争奪戦はすごいものがある。興業的にも、一枚看板で十分な二人。ま、演劇の道は果てしないから、ナイスミドルになる頃に市村さんと鹿賀さんのようになっていてほしいな。

最近、竜也くんのファッションがちょっとばかし、こじゃれた感じになってきたなあと思ってたら、おしゃれな旬くんのおかげだったんだあ。それでも、竜也くんはお店の人が選んでくれたコーディネイトをそのまま着てそうな感じだけどね。

それにしても、ANNの構成が昔とさほど変わっていないのも懐かしかったな。はがきだったのがメールになったぐらいかな。歌が入って、いろいろなコーナーがあってさ。ラジオって限りなく昭和な感じを残していていいもんだな。

次の日は早番だったから、しばらくうとうとしたら起きる時刻になった。はあ、やっちまった、寝不足だって不安だったけど、片頭痛も眩暈も起こらず、すこぶる快適に仕事ができた。二人のトークに癒された~

間もなく、初日を迎える「ムサシ」
井上氏も力が入っていそうだ。出演陣を自宅に招いたそうだからな。何かを伝えようとしているね、次世代に。それを受ける蜷川演出はいかに。荘大なコラボに期待が膨らむ。早く、チケット、こないあかな~。




ちっちゃなエイヨルフ

2009年02月15日 | 観劇


「ちっちゃなエイヨルフ」
作:ヘンリック・イプセン
演出:タニノクロウ
出演:勝村政信、とよた真帆他
池袋あうるすぽっと

嘘つき男と我がまま女の夫婦の破綻と再生。といっても、子煩悩な勝村氏が演じるアルメルスという夫は本当に息子を愛する良き父親だった。普通、子どもが生まれると、女の方が母性に目覚めて夫よりも子どもに愛情を注ぐのよね。でも、とよたさん演じるリタは、母としてよりも夫から愛される女でいることを望む。子どもは産めるけど、育てるのは向いてないとか、産むのが痛かったとかなんじゃこいつって感じだ。

子どもの死という大きな代償の上に、初めて本音をさらけ出す二人。実はリタも母親として息子を愛していた。アルメルスは、血がつながらない妹が好きだった。人間の本質は不可思議なことばかり。それがいつしか浄化されていく…。

人形の家のノラにしても今回のリタにしても何故、イプセンが描く女性は我がままで気が強いお譲さまなんだろう。プログラムの経歴によると、生まれはわりとセレブだったらしい。でも幼くして、生家は財政破綻してしまうからその後はいろいろろ苦労する。作品を発表してもなかなか認められなかったり、社会論争に発展したり…。

この人、ちょっと、同僚に手をつけちゃって、18歳で父になっているのね。この息子は生涯、冷遇されたらしい。両親の過失で障害者となり、海で溺死する哀れなエイヨルフに何か通じているような気がする。

その後、成功して結婚するんだけど、晩年になって、複数の若い女性と親密になっている。芸術家にありがちな好色ジジイだ。元来、フェミニストだったのかな。なんか我がままなお譲様タイプが出てくるわけがわかるな。

人間イプセン、なかなか興味深い人物だ。

いつもブログで笑かしてくれてた勝村氏、本業の方は素晴らしい舞台俳優さん。最後まで役が抜けないって感じではけていかれた。これからもこの人の舞台は観ていきたいな。

オールナイトニッポン

2009年02月14日 | 藤原竜也
♪チャラッチャ チャ チャラチャ チャッチャラー
 チャ チャラチャ チャッチャラー チャッチャラー
 チャン ボボボボン♪

なんのこっちゃって、オールナイトニッポンのテーマソングだよ。
私が聞いていたのは、鶴光さんと中島みゆき姉さん。特に、みゆきさんはシリアスでくっら~い歌とのギャップが大きすぎてとても面白かった。わっ、歳、ばればれやねん。

今なお続く、この深夜番組。歴代アイドルの登竜門だね。これやった人みんな大物になっていくよね。で、今は、小栗くんがやっているんだ~。

小栗旬のオールナイトニッポン

で、来週のゲストは竜也くんなんだって~

深夜1時から3時かあ…。激しく聞きたいけど、こんな時間まで起きていたら、翌日の仕事に差し支えそうだ。たぶん、偏頭痛が眩暈がきそうだよ。ニッポン放送かけて録音ボタン押して寝ようっと

ただいま、先輩(のお嬢様方)から花男ファイナルDVDボックスが我が家に回ってきた~



こんな豪華なBOX入りだよ~。



来週は小栗週間になりそうだ。

暑い2月

2009年02月14日 | 日常あれこれ
2月なのに20度超え!寒がりの私もブラウス1枚で出かけたよ。エアロをやったら普段の倍以上の汗をかいた。昨日、食べすぎたから、脂肪燃焼できたかな。街の中には間冬の格好で汗を流している人もいれば、半そでTシャツの人もいた。でもいきなりこんなに気温が上がるとは予想外でびっくりだった。

何年か前にも、こんな2月を経験したことがある。春一番が吹いて、気温が23度ぐらいになった。不気味さを感じながら、汗をかいて仕事をしていた。あの時は、2月に暑さを経験するのは初めてだったから何かが変だって思ったもんだ。地震でもくるのかなって。その後、5月に雪が降ったりなんてことから始まり、阪神大震災やら新潟地震やら今までになかったことが続発したから、ここ数年の異常気象にも多少のことでは驚かなくなった。

地球の胎動も、狂わされながら懸命に周期を保とうとしている気がする。世の中、不景気で大変なことになっているけど、ある日、突然、思わぬしっぺ返しが、大自然から来るかもしれない。そうしたら、全てが木端微塵に砕け散る…。

今日の夏日も自然からの警告なのかもね。

嵐の夜に…

2009年02月14日 | 日常あれこれ
昨日の午後から、生暖かい空気が入り混じった風が吹いてきて雲行きもあやしくなってきた。飛んでる、飛んでる、杉花粉。私の鼻もついに反応し始めたよ。明日は大嵐らしいという予報を待たずについに夕方からぽつりぽつりと雨が降り出した。そんな中、市が主催の研修に行く。仕事後の研修は、突如、睡魔に襲われるから大注意。私の前列、2名が開始後、10分あまりで見事に爆睡していた。みんな疲れているのよね。

内容は新保育指針についての概要をかけあしで網羅したという感じだ。前置きが長かったから尻切れトンボだった。国が目指そうとしているものは漠然とだけどわかるし、それが出来たら素晴らしいことだと思う。日本の子どもは世界で一番、自分に自信が持てなくて自分が好きでないそうだ。いかに自己肯定感が持てるように育てていくか。その背景には親世代の問題もあり、とどのつまり社会の問題もありで、もうこれは保育園だけの育児では間に合わない、幼小保が関連し合い、国全体が連動し、一貫して子どもを育てていかなくはならない。かなりせっぱつまったところまできているんですよっていう状況なのだ。そのために保育園自体も組織力を持ち、なおかつより専門性を持って、育児プラス子育て支援に臨んでいかなくてはならないと。

3月28日に告示化されてしまうので、現場は混乱している。それに対して行政もあせっている感じがした。この指針が浸透していくにはまた5年から10年の長い年月がかかるだろう。そして、そのころには、また新たな問題も出てくるんだろうな。

研修が終わって外にでたら、なんと大嵐!完全に予報が早まったみたいだ。近くに中国人の園児の保護者が出店している中華料理店がある。お腹もすいたので、行ってみることにした。まだ、出店して間もないので、ママもパパもいろいろ奮闘しているんだよね。夜も遅かったから、パパしかいなかったけど、とても喜んでくれて飲み物をサービスしてくれた。早速黒板に書いてあるおすすめメニューを注文。これが、日本人好みの薄味でなかなかおいしい。その他のメニューもたくさんあった。お店の出店は長年日本で働いているパパの長年の夢だったのかな。ちょっと駅から離れているという立地条件のせいもありお客さんはまばらだったけど、がんばって続けていってほしいな。

お店の名前は大好家

中国語で“ようこそいらっしゃい”というような意味らしい。
大和市近辺の方、行ってあげてね。

ムサシは六尺

2009年02月08日 | 藤原竜也
遅筆堂の井上ひさし氏にならって、吉川栄治作「宮本武蔵」をたらたらと読んでいる。通勤で読もうと持ち歩いてはいるものの、バスに乗って本を開くと眠くなっちゃうんだよね。で、まだ2巻目。ムサシ観劇までに全8巻、読破できるかな…。たぶん無理だろう。

ここまで、ムサシが風呂につかる場面がたびたびでてくる。うほっ、決して身毒丸のようなシーンは期待してませんよ。で、6尺もある逞しい裸体が、湯船に体を沈めると、ほそっこい一般人3名を流すほど、湯が溢れだしただって。う~ん、今の竜也くんは、流される方になってしまいそうだなあ…。

私が宮本武蔵を始めて知ったのは、テレビ東京の12時間時代劇だった。主演は今は亡き萬屋錦之介さん。はい、獅童さんの叔父様ね。お通は竹下景子さんだった。小次郎は誰だっけ?原田大二郎さんかな。最後の方に出てきておいしいところをかっさらっていった。これ、どっぷりハマったんだよな、お昼から夜まで。ご飯も忘れるくらい見入った。錦之介さんの武蔵がすごかった。心眼を開き五輪書を書くまでの修行とか葛藤とか恋とか別れとか、自分に甘えない厳しい生きざまに知らないうちに涙してた記憶がある。それに、二刀流の殺陣がかっこいいんだ。歌舞伎役者は下半身がどっしりしていてぶれないからね。まさに本当の剣豪に見えた。自分の中ではあれに勝る武蔵はいない。

だから、竜也くんのムサシはまた別物として観てみたい。だって、映像じゃなくて舞台だからね。きっと若々しい現代の新しいムサシが登場するに違いないと確信している。噂によるとまだ台本が全部、あがってないそうだ。妥協しないんだね、井上さん。役者はもちろんのこと、ぎりぎりで仕上げていかなくちゃいけない蜷川さんはじめスタッフの方が今回は大変そうだね。だって蜷川さんも妥協しないだろうから。凄まじい“ジジイバトル”だなあ。今からスリル満点なムサシの命運はいかに!とりあえず、キャストだけでもこうご期待って感じかな。

横浜開港150周年

2009年02月07日 | 日常あれこれ
わたくし、生まれも育ちも横浜。両親もね。だから、“はまっこ”なのだ。小学生時代、開港記念日が来るごとに横浜市歌を歌わされた。当時の市長は飛鳥田一雄さん。結構、長い間、この飛鳥田市制が続いた。ちなみに、保育科では飛鳥田さんの弟さん(医師)に小児保健を習ったなあ。


横浜市歌

わが日の本は島国よ(わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に(あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば(つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え(あらゆるくによりふねこそかよえ)


されば港の数多かれど(さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや(このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙(むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ(ちらりほらりとたてりしところ)


今はもも舟もも千舟(いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや(とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を(はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港(かざるたからもいりくるみなと)

読んでみるとなかなかすごい歌詞だよな。横浜を賛歌している。港の数多かれど横浜にまさるところはないんだって。あら、神戸だって、佐世保だってすごいわよね。小学生の私は歌詞なんか理解しないで歌っていた。なんや“とまや”って。なんや“ももふねももちふね”ってね。でも、これ、文豪森鴎外さん作詞なんだよ。ガキにわかる筈がない。

さて、今年はいよいよ横浜開港150周年になる。それで間もなく、Y+150という開国博覧会が開催されるそうだ。今の市長はアラフォーの中田くん。ほぼ、同世代で以外にがんばっとる。多数の区からなる横浜を束ねていくことは大変だろう。私がすんでいる、端っこ地区にも行政が行き届くようにしてよね。なんたって、横浜市なのに市バスが走ってないところなんだからさ。

以上、すべて、前置きで、なんとこのイベントに藤原竜也くんが絡んでいるそうだ。横浜にゆかりのある岩井俊二氏プロデュース、脚本のアニメ映画に特別出演だって。竜也君と横浜の接点はなさそうだけど、どうも監督の北村龍平氏と関わりがある様だ。出演者もそうそうたるメンバーで面白そう。カメレオンの坂本さんだって横国中退だからなにかやれば良かったのにな。でも岩井さんは横国卒業しているらしいからさ。

未来シアター「BATON」

ベイサイドエリアで上映になるそうだ。ややこしい、みなとみらい線地区だわ。思いだすのは横浜博。行ったはいいけどものすごい行列でどこにも入れず。でもせっかく来たのにただで帰るのも悔しいから3時間並んでやっとこさ大観覧車だけには乗った。今回は開催地区が分散しているからそんなことにはならないかな。これ、横浜市民としても見届けてみたい作品だ。興味津津~

バレンタインの誘惑

2009年02月07日 | 日常あれこれ
短い2月、寒い2月、年をとる2月。早生まれの私は年が明けるたびに「あ~あ、また年とっちゃうな」と思うのが常である。なんか地味な時に生まれたもんだ。ステキな“あらかん”目指して、がんばるんだもん。

間もなくバレンタインデーで町にはチョコがあふれている。バレンタインデーだけはチョコを売るイベントとして定着したね。あの山積みのチョコを見ると、バレンタインと関係なく食べたくなってしまう。

その昔、フランスで食べたコードドールのチョコがとてもおいしかった。ぞうさんのマークがついているやつ。スーパーで束になってとても安く売っているんだもん。たくさん買い込んでおみやげにした。日本でももちろん、売っているけど、かなり高い。束でなんか売っていなくて高尚な感じ。でもこの時期は特別だからいつも食べないようなのに目がいってしまう。で、早速、買ってきて食べちゃったよ。やっぱりおいしい~。毎日、少しずつなんて思っていたけど一口食べたらとまらなくなって2日で全部食べちゃった.カロリー高いだろうなあって後悔してもあとの祭りじゃ…。