中川安奈さん、同世代。映画「敦煌」の鮮烈なデビューが記憶に残る。なんか、ものすごい血筋がよい方で、エキゾチックな美女で、「同世代でもこんな人がいるんだ~」って驚いたもんだ。その後、地道にキャリアを重ね、最近は舞台で活躍しているなあと思っていたら、この方、栗山民也さんの奥さんだったんだね。全然、知らなかった。これも演劇がつなげた縁なのかな。栗山さん、こんなきれいな奥さんをゲットしてなかなかやるなあ。ちょっと、「美女と野獣」(失礼!)的カップルだもんね。
さて、肝心の「雨ジュリ」は毬谷さんが代役を務めて、公演を再開したようだ。だから毬谷さんの役も代役になった。蜷川さんが、「毬谷、おまえやれっ!」って指名したのだろう。なんだかんだって、蜷川さんは毬谷さんを信頼しているし、毬谷さんも蜷川さんを尊敬している気がする。予想外の出来事に、土壇場のキャスティングだったのだろうが、これが妥当なところだろう。歌姫役の毬谷さんの歌声も素敵だった。
↑この歌を見事にカバー。芝居にマッチしていたなあ…。
それが、最後は、一転して男っぽいロミオ役。一人芝居もこなす実力派女優がいかに代役をしたのか、千秋楽、ちょっと観てみたかったなあ。
それにしても、アラフォー、アラフィフにもなると、女性もいろいろ出てくるお年頃。健康を過心しちゃいけないね。どうにかなると思ってもならなくなるのよね。人ごとじゃないわ~、気をつけなくてはね。
安奈さんのショックははかりしれない。めげずにがんばって…。お大事に。