くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

中国の不思議な役人

2009年09月27日 | 観劇


作:寺山修司
演出:白井晃
音楽:三宅純
出演:平幹二朗、秋山菜津子、岩松了他
パルコ劇場

兄とはぐれ、娼婦館に売られた少女。ある時、客として中国の不思議な役人が現れ、人形のように弄ばれる。一方、兄は妹を探しているうちに謎の女将校と出会い、妹を助けたいのなら役人を殺せと依頼される。しかし、役人は何度切りつけても死なない。役人に弄ばれ続ける妹は、“女”になり、いつしか役人を愛するようになった。真実の「愛」を知った時、役人の本当の「死」が訪れる。兄にとって妹ははぐれた時とは違う存在になってしまう…。

しょっぱなから、「身毒丸」が重なった。仮面売り、娼婦、鏡売り、唐十郎風の人といった異形の人々と白シャツの少年。これらのモチーフがまさに寺山修司の世界観なのだ。

「身毒」は死んだ母を探すが、このお話の少年「麦」は妹を探す。妹の人形がバラバラになったり、主人公の役人によって“女”にされていく場面を引きで見ている少年は寺山自身の投影なのだろう。たぶん、身毒も。寺山修司は“女”の中に常に母の面影を見ている。母に対する複雑な思慕を感じる。見てはいけない後ろの正面、そこにあるのは地獄、絶望、失望、愛憎。

蜷川さん演出の「身毒丸」は音楽も歌謡曲風で、ゆったりとした幻想的世界だったが、こちらは、ロックでテンポが速い。異形の人々も、より猥雑でエロスティックだった。不思議なコード進行の「とうりゃんせ」を歌う、ソプラノ歌手の吉村香織さんの声が素晴らしい。おどろおどろしい、不思議な空間を研ぎ澄まされた声がナイフのように切り裂いていく気がした。

主演の平幹二郎さんの不気味な笑いと存在感はさすがだ。ひときわ輝いて舞台を圧している。秋山女史の男装の麗人も迫力があって恐かった。演出は俳優でもある白井晃さん。ついこの間、桜姫にでていたよなあ。なかなか、繊細で緻密な演出だった。西瓜男役で出演の岩松了さんも、劇作家であり演出家でもある。最近は映画「たみおのしあわせ」も監督している。何気に多才な人が多彩に集まった濃厚な舞台であっと言う間の100分間だった。

ズキュ~ン…

2009年09月23日 | 藤原竜也
藤原竜也 秩父凱旋試写会

もうひとつ、こっちにも記事がある~!

やっぱり、泣いちゃったのね。激動の12年だったものね。濃~い人生を歩んでいるね。ご両親に感謝の言葉を述べたなんて、偉い子じゃ~。良かったね。

なんか記事を読んだだけで、感動してしまったよ…。

明日は、ミヤネ屋に生出演だって。東京へは帰り難いだろうに。でも、お仕事、お仕事、全国にはきみのTV出演を待っているファンがいっぱいいるんだからね。ミヤネ屋のホームぺージに小栗くんの動画がある。あれ?このカーディガン、竜也君と色違いじゃないよね。なんてったって、ファッションの師匠だから、小栗君は。

さあ、私も明日からお仕事、お仕事だあ。

ジレ

2009年09月23日 | ファッション
最近、また流行りだした模様。“ジレ”ってなんや?って思ったら“ベスト”のことやん。“ベスト”をフランス語で言うと“ジレ”になるらしい。日本語では、“チョッキ”だよね~。



こちらは、「鎌倉シャツ」さんの今秋物。この間、お店で試着してみたら、案外、細身だった。Tシャツとかシャツの上にはらっとはおると、カジュアルな感じになる。「わっ、いいなあ…」と思ったのだが、はたと、こんなん、15年位前に買ったよなあと思いなおし、家で箪笥をひっくりかえしてみた。出てきた、出てきた、それもチェック柄のが…。昔のは、細くなくてゆとりがあって、やっぱり何かが違う。一歩、間違えたら、コメディアンみたいだし、ベレー帽かぶったら手塚治虫になってしまうよ~。でも、確かに、これ着ていたよなあ…。

私が小さかったころは、毛糸の“チョッキ”は、流行ったんだよなあ。よく母がかぎ針で編んでくれた。この“チョッキ”1枚があるととっても暖かい。昔の冬は寒かったからなあ。

チョッキといえばこんな、かわいい絵本がある。今も昔も変わらず、子どもたちが好きな絵本だ。

 

やさしい、ねずみくんは、動物のお友達にチョッキを着せてあげるが、ぞうさんが出てきて、の~びのびになっちゃう。最後、チョッキがブランコになるというほのぼのとした“おち”がある。お礼にぞうさんがゆらしてあげるんだよね。

チョッキ→ベスト→ジレ
流行はめぐる。

THE COAST OF UTOPIA

2009年09月21日 | 観劇


作:トム・ストッパード
翻訳:広田敦朗
演出:蜷川幸雄
出演:安部寛、勝村政信、石丸幹二、池内博之、別所哲也、麻美れい、とよた真帆、美波、栗山ちあき、佐藤江梨子、水野美紀他

わお、いっぱいすぎて書ききれん!

蜷川組でおなじみは、横田栄司、大石継太、清家栄一、新谷将人、長谷川博己などなど…

全3部ぶっとうし、12時開演で22時20分閉幕だった。

はあ、観る前はとうなることかと思ったけど、観れちゃうもんです。幕間にちょこちょこ15分休憩があり、それぞれ部の間には30分、45分と長い休憩が入る。なんか、学校の授業みたいだった。1部は、ちょうど、お昼寝タイムに入りちょっとうとうとしてしまったけど、それ以降はだんだん目がさえてきて物語に入り込めた。戯曲自体、場面転換が多く、テンポが良かったからあっという間に時間が過ぎていった。食事が心配でパンを買っていったが、夕方の45分休憩に限定ディナー(2500円、200円とちょっと高め)が出ていたし、外へ出ることもできた。

お話は、帝政ロシア末期の大河ロマン。「ベルサイユのばら」から「オルフェウスの窓」にはまった劇画世代には妙になじみがある時代だ。そのまま、池田理代子さんが描きそうな世界だなあって思った。フランス革命、デカプリストの乱、ニコライ2世など漫画によく出てきた人や事件がオンパレードだ。男装の麗人は出てこないが、ジョルジュ・サンドに啓蒙された女性たちが華やかで奔放。理代子さんの漫画は、こういう女性の描き方に力がこめられていた。

お芝居の方は女性だけでなく、男性も思想や理想に燃えなおかつ恋に翻弄されドラマチックに生きている。大河ドラマ「新選組!」のように、同時代を生きた、文豪、革命家、哲学者など、歴史上の人物たちが登場し贅沢に関わりあう。時代を変えようとする変革のうねりに乗り熱く生きた人々の群像劇なのだ。

「前へ進むこと。楽園の岸に上陸することなどないのだと知ること。それでも前へ進むこと。」主人公が最後に語る、この言葉が印象に残る。“向こう岸”などない。行き着いたかと思えばふりもどされる。船の羅針盤はどこをさして、我々はどこへ向かうのか…。政権が交代した日本の実情にもどこかリンクする気がした。どうか、難破しないでいてほしいものだ。

主演の安部ちゃん、「道元の冒険」とは違ったキャラでかっこいい。濃いビジュアルは一昔前の草刈正雄みたいだ~。革命家、ゲルツィンがばっちりハマっている。スケールの大きさを感じたよ。で、やっぱり、我らが勝村さんは凄い。最近の勝村さんは、誰よりも蜷川さんが好きな気がする。蜷川スタジオ出身者のプライドで自分が引っ張ってやろうとする意気込みがある。蜷川さんも彼を信頼してか、ハードルが高い役柄を与えているもんね。今回も、一番ふり幅が大きい役で人間の弱さをさらけだす。でも、時に、空回りしちゃうんだよね。3部なんて、観客が疲れているのを見越してか、盛り上げようと暴走しすぎ。安部ちゃんが決め台詞をしゃべっている時まで笑わせてくれた。一番、まとも?に思えるツルゲーネフ役の別所さんもかっこいい。この方、ミュージカルもストレートもいけるね。存在感があってセリフ回しも良くて以外だった。

蜷川組では、横田さんかなあ。声がよく通る。出てきただけで、わかるもん。最近、横田さんは休むことなく蜷川さんの舞台に出ているなあ。あれほど出ていた高橋洋さんが全く出なくなっちゃったからな。高橋さん、舞台復帰しないのかな。

対する女優陣では、やっぱり麻美さん。3幕とも違う役柄で登場するがそれを見事に演じ分けている。ときどき、「わっアルカージナ」って思っちゃったけど。エキゾチックなお姿からも外国の貴婦人役がよく似合う。この人も他にはいないタイプの女優さんだ。

今回、物語は壮大だけど、蜷川さんにしては、地味~な演出。シンプルで野田マップ的だった。アナログ人間の蜷川さんらしく、場面転換もたくさんの人を動員。若い人だったら、映像を使うだろうなあというようなところも、お得意のスローモーションを繰り返す。オルゴールとスローモーション、ちょっと多すぎやしなかい?スタッフの動きも見事なんだけど、見ていて、「忙しそうだなあ…」って思った。「椅子、運ぶの手伝いましょうか」ってね。これだけ登場人物が多くて、時間が長いと、演出を練るのも大変だよね。集中力が途切れたのかちょっとお疲れ感があったが残念だ。そのせいでもないだろうけど、来年のヘンリー6世は6時間位にまとめるみたいだ。それでも長いけどね。「身毒丸」や「弱法師」のように短くても濃縮された演出をそろそろ観たい気もする。何気に、窪塚くんを引っ張り出した寺山作品に興味深々だ。

ドコモだけ

2009年09月21日 | 藤原竜也


カイジ宣伝活動に暇がない竜也くん、ドコモのBeeTVでムーログなんぞにも出始めた。「わ~い、ドコモで良かった~」とパケホーダイダブルに変更してアクセスしてみたら…、なんと、私の携帯は動画に対応してなかった…。どうも、ブログにアップした「You tube」も見れないなあって思っていたのよね。今さら、気付くなんて…。

そんな状況を察したのか、実にタイミング良く、行きつけのドコモショップから限定割引販売のお知らせメールが飛び込んだ。今までは「ふ~ん」と何気に見ていただけだったけど、今回はガン見。「なになに、いつ何時から、どの機種で何台でるんだ?」と何度も読み返す。このチャンス、逃してなるものか~。ということで、開店前に並んだよ。たまっていたポイントを使って半値以下で無事に最新携帯をゲット!半値と言っても私にとってはかなりの出費になってしまったけどさ。

動画が見れるって素敵!TVも映るんだよ~♪でも、電池、ばかばか食いそうだから携帯充電器も買っちまった。

ほい、早速、拝見したよ、竜也君のムーログ…。
はっきりいって、かなりイタタタタ…な感じだけど、それも、妙に新鮮だったりして見入ってしまう。こういうことができるのも、今のうち。30過ぎてからだと、危ない人になっちゃう。…って、今でもかなり危険ですけどね。おしゃれイズム、面白かったけど、あんなに酒飲んで脱ぐ話していいのかな~?ついこの間、○マップのK君の件があったからなあ。あまりオープンすぎるとまたマスコミにつっこまれるぞ~。






すすめられるままに…

2009年09月19日 | 日常あれこれ
いよいよシルバーウィークがスタート。上手く名付けたもんだ。5月のゴールデンほどではないということと、敬老の日近辺だからのシルバーなのだろうか。これ、なぜか今年だけ。いいじゃん、これから先も定着させちゃえば。ついでに、10月、11月あたりにブロンズウィークなんてもの作って欲しい。

私は、とりたてて大きな予定はない。「コースト・オブ・ユートピア」をぶっ通し観劇するくらいだが、これは、なんかお勉強に行くような気分だ。ほとんど予習なしだけど理解できるだろうか。あとは、いつものごとくスポクラやピラティスに行くが、残りはたぶん、家でだらだらしていそう。ぼちぼち、衣替えもしなくちゃなあ…。

で…、巣篭もり準備で買ったもの。



おいおい、酒かいって、家で飲むのが一番!眠くなったらすぐ寝れる。何を買おうか酒屋をうろついていたら、お兄さんが「今なら、これがお勧めです!」というので「はい、わかりました!」と素直に決める。鹿児島産の芋焼酎だよ~ん。ついでにレジ近くにあったからマッコリも追加。これ、韓国のお酒で体にも良いらしい。アルコール度、そんなに高くないし、甘酸っぱいそうだ。BBクリームにゆず茶にマッコリ…、ちょっと韓国がマイブームになっている~。

続いてはこれ!



DVD-Rどす。HDDにとりだめたのを落とすため。ブルーレイは高いし、パソコンじゃ見れないから、こっちにした。これから、竜也くんのTVラッシュが続くからしっかり、録画、ダビングしなくっちゃ~。

カイジ試写会ショックをいやすべく、「ムサシ」の特典DVDをリピる。



豪華キャストさんたちの素が垣間見れて面白い。白石さん、体がやわらか~いとか、小栗くんは手作りのお弁当で、竜也くんはコンビニおにぎりなんだ~とか、鋼太郎さんのもじもじくんのようなタイツ姿とか…。自由人、小栗くんに触発されてか竜也くんものびのびやっている。蜷川さんともタメ語で、あんまり緊張している風でもないし。でも、この二人、視線の絡み具合がホントに恋人同士みたいで怪しいぞ~。よくマラソン選手とコーチなんかもこういう関係になるよね。そう、小出監督とQちゃんを思い出したよ。お互いの“才能”を介している師弟愛というのも、なかなか複雑そうだな。で、蜷川さん、「今度は小栗がハムレットで、竜也がフォーティンプラス」なんて冗談でのたまった。それはないっしょ、絶対。せめて、レアティーズがホレイシオぐらいにしないと成り立たないよ。フォーティンプラスは新鮮味ある人じゃないと。そこで、もし、ムサシ再演で小栗君が小次郎をやらなかったら誰がいいかなあなんて考えてみる。小出恵介君とか成宮君あたりはどうだろう。成宮君は竜也君と共演願望があるようだし蜷川作品の経験もあるし。斬新さを求めるなら三浦春馬くん、ちょっと若いかな。でも、振付のうらんさんが蜷川さんにご推薦するくらい、初舞台が良かったからな。

まだまだ先の話だから、どうでもいいや。5連休後は怒涛の運動会準備やらで忙しくなる。体力も温存しながら、リフレッシュしなくっちゃ。

ショック・・・

2009年09月17日 | 映画
いよいよ、今日は、「カイジ」の試写会だ~!用事ができたからと早番を変わってもらい、銀座へ出陣!18:00開場まで、時間があったので、つきあってくれたお友達と腹ごしらえ。15分ごろ、会場に到着した。映画館入口からから階段下まで行列ができていたので、流されるまま列に並ぶ。

…と、しばらくしたら、係員がなんやかんやと叫んでいる。

「本日は、定員の600名にもう達しておりまして、今、席をつめて調整してますがあと10名様ほどしか入場できません!」

「えっ?今、なんと、のたまった??」

「本日は、すでに会場は満席になっております。消防法により立ち見はできません。席をつめておりますが、葉書にも書いてある通り、今お並びいただいているお客様全員は入場できません!」

「そ、そんな、御冗談を~~、どこに書いてあるのさ」

とよ~く目を凝らしてみると、小さく「満席の場合は入場できません」との一文があった。確かに、確かに見逃していたよ。でも、でも、先着順とか書いてないじゃん。ご招待だよ、抽選に当たったんだよ、入れるのが当然じゃないの??

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ ざわわわわ・・・・・・・

一同に動揺が走る。「もしかして、目の前で入れなかったりしてね」という言葉がとびかうが、列もじわじわ動いていたからその時はまだ楽観視していた。

しかし、はる~か前方で、ぴしゃりっとシャットアウトされた模様。スタッフがあたふたしている…。

「まさか、マジ?こんなことって信じられな~い…怒!」

でも、本当に入れなかった。無常にも開演時間は過ぎてしまった。階段にたたずむ私たち。ざっと100名ほどはいたんじゃないかな。そして、文句の嵐。ほんと、責任者だせ~って感じ。だって、何枚、招待状を配ったのよ。「TV報道があったから、予想以上のお客様で…」なんて言い訳したって、届いたのはだいぶ前だよ。ということは、そんなに来ないだろうって予測してたわけ?役者にとっても失礼だ!竜也くんをみくびるんじゃな~い!もうひとつ、腑に落ちないのは、時間前に来ているのになして満席になっているの?18:00前に開場したんじゃないの?ぶ~ぶ~言ってもらちがあかないけどさ。

結局、後日の試写会に振り返るなんて話もでたけど、東京はもうないそうで、前売り券郵送で決着した。はあ、往復交通費はどうしてくれんのさ。悔しいから、お友達と銀ブラして、お茶して帰ってきた。こんなことってあるのね…。テンション下がりまくり。明日のお仕事にさわらないように気をつけなくっちゃ。

カイジ試写会

2009年09月13日 | 藤原竜也
Daさんから届いた、カイジ試写会のありがた~いご招待状



こんなん、当たったことないよ。でも、そのちょっと後に完成披露試写会があるというお知らせが出たことをぼうっとしていて見逃した。たぶん、そっちだったら当たらなかったかもしれない。竜也くんのお姿は拝めないけど、一足先に映画が見れちゃうのは嬉しいなっ。

今回は全国放映で規模が多いから、各地で試写会ラッシュだ。ついに秩父でも行われるそうだ。そう、竜也君の生まれ故郷。弱冠27歳にして、故郷に錦を飾るのかあ。すごいなあ。何気に親ごさんがうらやましい。でも、浮き沈みの激しい芸能界、こういう大作に出会えるのもそう数あることじゃないから、竜也くんも一入の思いだろうね。ここにとどまらずこれからも邁進してビッグになっていって欲しいね。実際、確実に世界が近づいてきているしね。

さて、昨夜はムサシの特番。小栗君とのいちゃいちゃぶりがツボだった。ま、宣伝映像だから、時にはぶつかったこともあっただろうけど、仲良しの場面ばかりでほほえましい。結果、いい関係が結べたということは伝わってきた。蜷川さんもいたく嬉しそうだったな。竜也くんには恋人のようにダメだしするそうだ。それを愛情の裏返しとクールに理解している竜也君の方が大人に感じちゃったりして…。情が深い人なんだろうね、蜷川さんって。

そのムサシの海外公演が発表されている。竜也くんは公式ですでに続投がでているが、一説に小栗くんは出ないという情報がある。さては、キャスト一新なのか?それとも小次郎だけなのか。でも、もともと小栗君にあて書きされた脚本だよ。もし、違う人がやるとなると、ハードルが高いよね。井上さん、海外公演に向けてもう一度練り直すのかなあ、それならそれで面白そうだなあといろいろ憶測をしてしまう。年1回は必ず組む、竜也くんと蜷川さん。ということは、今年に引き続き、来年もムサシだけなのか。ま、「新作で蜷川さんと世界に行きたい」っておねだりしていたのは竜也君本人だけどさ。それを蜷川さんは見事にかなえてあげちゃうんだね。

明日の「笑っていいとも」もしっかり予約録画。ブルーレイレコーダー、フル活動中なのだ~

Service

2009年09月13日 | 日常あれこれ
「Service」

奉仕、接待、給仕。

「サービス業」とは「物質的生産過程以外で機能する労働、用役、用務」と辞書にある。

学生時代、ファミレスでアルバイトをしていた。
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
「またおこしくださいませ」
接客用語を毎日、大きな声で復唱した。どんな時も笑顔で接客。まずいとか、頼んでないものが来たとか来ないとか、客から文句が出た時も、まずは、「申し訳ありませんでした」とひたすら謝る。たとえ、客の間違えだったとしても。でも、とりあえず、一方的に低姿勢であればいいから、心の中で、「この野郎!うるさい」なんて思いながらも、ペコペコしていた。だって、そんなことで反論などしてもしょうがない。要はたくさんお客さんが来てくれれば成り立っていく商売だから。割り切ってできる仕事だったから、案外、やりやすかった。これぞ、サービス業、私の性分にはあっていた気がする。

スポーツクラブもサービス業といえばいえるが…、イントラさんによって対応が異なる。たとえば、上級クラスに初心者が紛れ込んでしまった場合、あるイントラさんは「あなたのレベルでは無理なので、初級クラスに出てから来てください」とスタジオから出す。違うイントラさんは、「無理をしないでとりあえずやってみてください」と体験させる。両方とも一理ある。スポクラに来るような人は、少なからず健康を意識している。だから、無理なことをやって怪我をしては元も子もない。しかし、いきなりシャットアウトではやる気がうせる。次につなげるためにはやってみることも大切だ。う~ん、これは割りれない問題だ。イントラさん自身の考え方が強く反映する。私自身は、健康維持や体力増進のためだけではなくストレス解消としてもスポクラに通っている。だから、あまりうるさく規制されるのは嫌だ。そのかわり、何かあったら自己責任と思っている。

さて、保育所も近年、「サービス業」的な考え方が多くなった。人さまの子どもを預からせてもらっていると。働くお母さんたちは大変だから、リフレッシュしたいという時も預かる傾向だ。一昔前は、就労時間+通勤時間が決められた保育時間で何がなんでも守らなければならないとか、買い物をして迎えにくるなど言語道断という時代だった。待機児童解消、子育て支援…、今の福祉はお母さんたちの味方。それはいいことでもあるけど、その中で、時に、子育てをさぼって仕事じゃないのに預けてどこかに行ってしまったりする人いる。保育料を踏み倒してやめていく人もいる。お母さんたちを支援しているつもりで実は子どものためになっていない現象が生じている。やっぱり一方的なサービスだけでは立ち行かない分野なのだ。
子どもは黙ってでも成長していく。親を、気付かせるように支援してくのが難しい…。

「奉仕」とは社会のために尽くすこと。ためにならなければ「奉仕」にはならない。

目標達成!

2009年09月12日 | 日常あれこれ
今週の目標、エクササイズ6本!を達成すべく、ジムへ行ったら、すごくお久しぶり~のお友達にあった。数年前はいつも同じクラスに出ていて毎週のように会っていたんだけど、そのクラスがなくなりご無沙汰になった。その後、ピラティスのイベント等で時々、会ったけど、それも頻繁ではなかったので、思わず、「元気だった~?」ってご挨拶。彼女は相変わらず、美しくて細かった。

ジョギングエアロでひと汗かき、仕上げはピラティスのグループリフォーマーのクラスに参加する。今日は、オヤジーズたちはお休みで、グループというよりデュエットだった。お相手は、私と年も背丈も弱点も不思議なくらい共通しているIさん。「わたしたち、きっと前世でつながっていたよね」と励ましあった。

日曜日 ジョギング系エアロ
月曜日 ピラティスのグループリフォーマー
水曜日 ミドルインパクト系エアロ
金曜日 ステップエアロとミドルインパクト系エアロ

で、本日、2本!
ほい、計7本、目標を上回って達成!(←完全に自己満足の世界)
仕事も、こうやって燃えらるといいんだけど。

帰りにリニューアルオープンしたての、ユニクロで、ヒーテックの下着を買おうと、レジの長蛇の列に並んでいたら、またまた懐かしい人とばったり。20代後半の頃、一緒に水彩画教室に行っていたお友達から声をかけられた。「きゃあ~、久しぶりだね」と思わずハグしちゃったよ。彼女もまた美しくて品があって、全然変わっていない。結婚してご主人とショッピング中だった。

色遣いが上手な子で、先生から「緑がいいね」とよくほめられていた。教室が終わると、決まって飲みに行き、ぐだぐだおしゃべりをするのが楽しかった。先生の展覧会もよく一緒に観に行った。あれから10年以上も経ったのが信じられない。彼女から先生が去年、亡くなられたということを聞いた。確か、まだそんなにお年ではなかったはず。ちょっとショックだった…。展覧会で、購入した先生の絵が今も家に飾ってある。水彩画に油絵のような手法を取り入れた作風。水彩だけど、色が重なりあって独特な暖かさがある。絵を本当に愛している先生だった。

久しぶりの人、懐かしい人に出会えて、なんか素敵な一日だった。エクササイズをがんばったご褒美かな~。