くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

物産展

2008年09月28日 | 動画
駅前のデパートでいろいろ始まった。小○急さんは、北海道!わあ、いくらだ、うにだ、生キャラメルだ、ソフトクリームだ~!対する、さ○か屋さんは新潟!おお~、酒だ~酒だ~!

物産展が始まると、ついつい見に行っちゃう。現地に行かなくても、手に入る特産品。でも、なかなかいいお値段なのよね。いくら・うにのお弁当、確かにおいしそうだけど、量もあまりなくて1600円とかするんだよ。ひとまわりして、ハイ、おしまい。やっぱり、現地に行って食べてみたいよ、もっとすごいのを。北海道、行きたいなあ。

駅近辺ではちょうど市民祭りがはじまり、こちらでも地方特産品を販売してた。岩手のりんご8個1000円!このくらいならいいかって、勢いに押されて買ってしまった。りんごはカリウムが多いし、母が好きだし、ジャムにもできるし…。重たいりんごを持って、バスを待っていたら…、サザンの「真夏の果実」が聞こえてきた。なかなか上手いじゃん、桑田さんに声が似てるよ。でも、桑田さんがいるわきゃあないと聞いていたら、四六時中も好きと言って~のサビメロで感情が入りすぎて、声が裏返ったっ… やっぱり素人のカラオケ大会みたいだ。祭りだからね~。



「稲村ジェーン」思い出すなあ。10年に一度のビックウェーブが来るんだよね。デビューほやほやの加勢大周がかっこよかった。三輪自動車が走るところで流れる「希望の轍」が大好き。カムバック~、サザン



“暑かったけど、短かったよね、夏…”

オヤジーズ

2008年09月27日 | ピラティス
ピラティス仲間にスーパーサラリーマンが2人いる。名づけて“オヤジーズ”…といえども同世代だけどね。一流大学卒で上場企業の管理職をしながら日々、ピラティスに励んでいる。日本一、ピラティスに精通していると言っても過言ではないほどこのお二方はすごい。イクイップメントの出し入れから設定まですらすらとやってしまうし、ピラティスの上級種目まで全てをこなしてしまう。

たまたまグループリフォーマーのクラスが空いていたので、予約して行ったら彼らと一緒になった。リフォーマーに慣れてない私は、ついていくのが精一杯。もたもたしている私を紳士な2人はきっつい体勢を保ちながら待っていてくださった。でも、レベルが高い人と組むとすごい刺激になる。冷や汗も含めて滝のような汗をかいた。先生曰く、PPS3の種目を全部、網羅できたらしい。明日はどこが筋肉痛になるのやら…。

メタボが気になる中年男性さん、ゴルフもいいけど、ピラティスはいかが?背筋が伸びてお腹が引っ込むし、おいしいお酒が飲めますよ~。

Bay City Rollersとチェック 

2008年09月27日 | 動画
♪だ~れかさんが だ~れかさんが…と見つけなくても、秋が来てしまった。昨日から気温が急降下、朝、肌寒くて思わずパーカーを着こんだ。街ゆく人もすっかり秋のファッションになっている。ブーツをはいたり、ジャケットを着たり、ファーのマフラーをしている人までもいた。季節を先取りするのがおしゃれだもんね。でも、日中はまだ暑い。私は、いまだ夏物で過ごしている。ちょっと長袖のブラウスを羽織ってみたり、色目が濃いものを選んだりしているけどね。

今年の秋は、チェック柄が流行のようだ。タータンチェック、ギンガムチェック、マドラスチェックとチェックには無数の柄がある。アラフォー世代にとって、チェック柄といえばベイシティーローラーズですよ。ちょうど中学生になった頃、タータンチェックが花盛り。みんな、首にタータンのマフラーをしていた。



♪Saturday night~~
 Saturday night~~♪

懐かしいなあ…。
ちなみに私は、レスリーとパットが好きだった。日本びいきのレスリーが地下足袋を履いてTVに登場した時はびっくりしたもんだ。いくらかっこいいからって、あなたどこか勘違いしてないかい?って。

時代を経てもトラッドなチェックはすたれない。衣替えをして、昔よく着ていたチェック柄の洋服を出してみようっと。

人形の家

2008年09月21日 | 観劇

人形の家 (岩波文庫)
イプセン,原 千代海
岩波書店

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出演:宮沢りえ、堤真一
演出:デヴィット・ルヴォー
シアターコクーン

決断した時の女は強い…。その強さの前に男はうろたえるばかり。父親の前では良き娘を、夫の前では良き妻を、子どもの前では良き母を演じ続けたきた主人公ノラには秘密があった。病気だった夫のために、父親のサインを偽造し借金をする。危篤の父に保証人が頼めなかったし、何よりも愛する夫を救うためだった。だけど、その秘密を知った時、夫は自分の身ばかり守ろうとし、彼女をなじる。彼女の中で何かが崩壊する。自分は夫に対しては間違ったことはしていない。なのに夫は自分のことは何も考えてくれない。長年つくしてきた夫がこんな人間だったとはとがく然とする。今まで人形のように生きてきた自分に気づき、自分の足で歩いていこうとするのだった。

どことなく、ひと頃、話題になった熟年離婚を彷彿させる。いや、ノラは幼い子どもさえも置いていくから熟年ではないか。子どもとまで別れてしまうことないじゃないと思ったけど、意志を持たなかった女が意志を持ち自立していく姿は現代にも通じる。この物語をイプセンは1879年に書いている。今から130年も前に。福祉国家の北欧は進んでいたのか、イプセン自身に先見の目があったのか、当時の日本では考えられない女性の生き方だ。

すっかり舞台づく、宮沢りえちゃん、実力を発揮。かわいこぶりっこのノラから、力強く自立していくノラへと一気に魅せてくれる。アイドルだった彼女がこんなにも舞台で輝く日が来ようとは。次回は、野田マップで松たかこちゃんと激突!これも観てみたいなあ。

堤さんは、まさか妻に捨てられようとは思いもしなかったおバカな夫。今だったらもう少し賢く別れられそうだけど、100年前の男性は女性に依存されて当たり前だったからそれはそれはショックが大きいことだったろう。彼が立ち直っていく方が大変そうだなあって同情した。彼なりに真面目に仕事し、妻を愛していた筈だから。

舞台を見ると、原作を読んでみたくなる。ついでに、関係ないけど昔の古~い歌謡曲も何故か思い出しちゃった。

人形の家

なかにし 礼 作詞
川口 真 作曲

顔も見たくないほど
あなたに嫌われるなんて
とても信じられない
愛が消えたいまも
ほこりにまみれた人形みたい
愛されて捨てられて
忘れられた部屋のかたすみ
私はあなたに命をあずけた

あれはかりそめの恋
心のたわむれだなんて
なぜか思いたくない
胸がいたみすぎて
ほこりにまみれた人形みたい
待ちわびて待ちわびて
泣きぬれる部屋のかたすみ
私はあなたに命をあずけた
私はあなたに命をあずけた

こちらは、女の方が捨てられちゃうのね。暗いわ…。ノラの方が前向きだ。


チンピラ竜也

2008年09月20日 | 動画



蜷川さんの監督作品、「蛇にピアス」にご出演の竜也くん。予想通り、二人組のチンピラ役の一人で、ボコられちゃう方みたい。登場人物、あんまりいないもんね、この作品。

目覚ましTVの特集で蜷川さんについて語っています。“世界と闘う蜷川さんはかっこいい~”と、いつもながらのコメント。相変わらず、尊敬してるのね。



↑この評論家さんの評価は高い。世界の蜷川にはなかなか抗えないわよね。痛そうだけど、チンピラ竜也君は観てみたい。


迷走台風

2008年09月20日 | 日常あれこれ
今年は、台風が来ないなあなって思っていたらついにやってきた。去年はせっかく実った稲穂が台風で無残になぎ倒されていた。また今年も同じようになってしまわなければいいなとちょっと気がかりだった。この台風、発生した当初は大陸の方に向いていたから気にならなかったけど、ある日突然、ぐい~んと方向を変えたんだよね。見事に列島縦断コース。それも速度が遅く、発達しながら進むという最悪なパターンだ。でも、偏西風のせいでなんだかそれる気がした。実際それはしなかったが、はるか東の海上を通ってくれたから関東地方への直撃は免れた。でも昨夜はものすごい雷雨だった。ピカッと光ったとたん爆発のような音、これは近いぞ。また光った!「1,2、3、4、…」と数えたら7秒ほどで音が響く。家じゅうがびりびり震えるくらいだった。どうも鎌倉近辺に落ちたらしい。

途中、方向変換して狙いは定めたはいいけど、達成できず、へにょへにょと流れていった迷走台風。最近は台風よりもゲリラ雷雨の方が怖いかもしれない。台風一過といえども、晴れていたのは午前中で、午後からは曇り空。湿度が高くて蒸したけど、そんなに暑くはならなかった。上空はすっかり秋風が吹き、空が高くなってきたな。今日、運動会だった小学校も多かったみたいだから無事に晴れてよかったね。

青猫物語

2008年09月20日 | 観劇



世の中、ちょっと猫ブーム?映画も「ネコナデ」「グーグーだって猫である」と猫関連が続く。そういえば、昔、“なめ猫”なんてのがあった。猫にツッパリの変装させて何の意味があるんじゃいって思ったけどそれなりにかわいいもんだった。文豪も「吾輩は猫である」という名作を残しているし、猫の視点って案外使われやすい。犬と違って、時ににクールでおすまししている佇まいが人間社会を風刺しているように見える。勝手にそう思われる猫にしてはたまったもんじゃないだろうけど…。

こちらの“青猫”はお芝居の舞台になるお店の名前で、登場もしないし風刺もしない。昭和8~9年という大戦前のレトロな時代に、娼婦を愛してしまった不器用な演劇青年の純愛物語。運命の“赤い糸”がほつれて絡み、近づいたかと思えば遠ざかる、出会えるかと思えばすれ違う。純で真面目な登場人物たちが一生懸命、生きようとしているから、胸にキュンとくる喜劇になっていた。最後はハッピーエンドのはずなんだけど、これから戦争へ向かっていく時代背景を考えると、この人たちの行く末はどうなるのだろう、また運命に翻弄されはしないかと複雑にもなった。

北村有起哉氏の主演舞台は初めて観た。朴訥な役柄がにハマっていて、“平成の堺正章”な感じがした。間の取り方が絶妙で物語の世界に引き込んでくれる。アドリブ的なギャグや小技も効いているし、動きにも切れがあった。どの舞台にもハマる役者さんだなあ。

相手役の黒谷友香さんは美しい。“つか芝居”で鍛えられ、舞台女優への道を切り開いている。アイドル女優から脱皮して一途でかわいいい女性を好演しているのが新鮮だった。

演出の山田和也氏は東宝ミュージカル系の方のようで、音楽の使い方がとてもドラマチック。癖もなくて、正統派で、栗山民也氏に似ている。ちょっと平坦過ぎてインパクトが残らない感もあるが、内容的にはこれでいいのかな…。

銀座でちょっと切なくてほっこりさせられる恋物語…。夏の終わりには最適かも。


気がつけば秋の気配…

2008年09月14日 | 日常あれこれ

気がつけば、日が短くなり虫の音が聞こえてくる。暑かった夏も、もう終わりだね。そして、 スポーツの秋、読書の秋、行楽の秋を差し置いて、まずはじめにやってくるのが食欲の秋…

通常、仕事が休みの日はあまりお腹が空かないのに、この連休は見事にダメ。昼を抜こうものなら放心状態になるほど、力が入らない。季節の変わり目はホルモンのバランスが崩れるみたいだ。ついに、ポテチ、チョコ、コーヒーが“三種の神器”の季節が到来だ。バスを降りて、迷わず、コンビニに向いて歩いている自分がいた。これじゃあ、せっかくやったエアロも水の泡じゃ~

お菓子だけを買い物かごに入れてレジに持っていくのって、なんか後ろめたさがあるわ。ついでだから、のど飴も買っておかなくっちゃ。保育士は、大きな声をだすからのどを傷めやすい。朝目覚めると、のどが痛かったり咳が出たりする。一瞬、風邪かなと焦るが、体調はかわりない。思い返せば、大きな声を出した後なんだよね。だからのど飴は必需品で大概、いつも持ち歩いている。でも、小規模園に異動になってからは喉の痛みもめっきり減った。だから、最近はもっぱら観劇のお供になっているかな。劇場って空気が悪いからね。

さて、私の長年お気に入りは“梅のど飴”。さっぱりしていておいしい。


後輩に教えてもらった“もものど飴”もなかなかいけてる。パッケージもかわいい。


そして最近、出会ったのがこちら、“大人ののど飴”!

これ、アップルパイの中身の味がする。シナモンが嫌いな人はダメだけど、私はすっかりハマってしまった。

明日は、こののど飴を持って、北村有起哉氏を観にいくんだ~


ゴミ袋のパン

2008年09月13日 | 日常あれこれ
ジム帰り、閉店直後のパンやさんの前を通りかかると、中から、大きなビニール袋を重そうに引きずりながらバイトの女の子たちが3,4人出てきた。袋の中身はすべてパン。持ち帰るには多すぎるし、よく見ると紙屑のようなゴミが混ざっている。売れ残ったパンがこうやって毎日、処分されているのだと思うと気が重くなった。ふと「闇の子供たち」が思い浮かぶ。映画は確かに衝撃だったけど、最後、犯罪者が逮捕されるという救いがあった。だけど、原作は、違う。もっと残酷で、国家も巻き込んだマフィア同士のつぶし合いになっている。そして現実はフィクションの小説よりももっと厳しい。

幼児を買い取り、虐待するブローカーは、貧しい幼少期を餓えと共に過ごす。食べ物がない日々を何日も過ごし、挙句の果てにゴキブリを食べる。そのあとはひどい下痢をして苦しむことはわかっていても、餓えの苦しさの方が勝るのだ。そして身を売ることで、彼は生き残っていく。だから、子どもたちにも餓えへの恐怖を植え付け服従させる。

こうやってパンが大量に捨てられている日本から、地図でたった20㎝の場所で、ゴキブリを食べている子どもがいる。だけど、捨てられるパンはその子どもには届かずゴキブリの餌になる…。

香港映画

2008年09月13日 | 映画

就職したての20代のころ、一緒に組んだ先輩が、ジャッキー・チェンのファンで「プロジェクトA」とかいう香港映画を観にいった記憶がある。あの頃、アクション映画は花盛り。日本でも千葉真一率いるJACが活躍してた。でも、ジャッキーのアクションはJACよりもスピード感があってすごかった。ストーリーはあまり覚えてないけど、勧善懲悪もので素直に楽しめたと思う。 映画以外のジャッキーはとても温厚そうで、日本でも大人気。一時期、横浜駅に中華料理屋さんも開業していた。もちろんそれもしっかり食べにいった。ジャッキーお勧めの“なんとか麺”はなかなかおいしかった。

先日、友だちに誘われて、久々にインビジブル・ターゲットという香港映画を観た。そしたら、なんとジャッキーの息子さんが出ているではないか。ジェイシー・チャン、お父さんにそっくりだ。その他の役者さんもなかなかいい面構えでかっこいい。私は、アジアの役者さんをよく知らないので、この人は渡部篤朗、この人は柳葉敏朗、あ、谷原章介もいるじゃんと脳内で日本の役者さんに変換しながら観ていた。

主役3人は25,6歳、まさに、花男世代、竜也くんとも同世代の俳優さんだ。日本だけじゃなく、アジアでもこの世代が映画を面白くしているんだ。勢いがあって、波に乗ったらつき進める年頃だものね。ここから30代、40代に向けて残っていくのが大変だけどさ。でも若さって素晴らしい。

ジャッキーの息子さんはキャラ的に順朴な好青年。アクションだけでなく芝居でも売ってる感じで、泣かせどころを担っていた。ストーリーはあってないようなもんで、息をもつかせぬアクションが見どころ。カンフーの回し蹴りなんか軸がぶれてなくてきれいなんだわさ。そこまでなぐったり蹴らなくてもいいだろうぐらいしつこく攻めるし、どう考えても死んじゃうだろうくらいの危機が何度もあるのに、なぜかみんな生きてるし。お国柄というか気質なのかな。北京オリンピックのセレモニーがオーバーラップした。考えたことはすべてやりつくす。無駄なものでもそぎ落とさない濃さがあるんだよね。手を抜かないしつこさに脱帽。突っ込みどころも満載で、とても面白かった。