くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

オレステス

2006年09月26日 | 藤原竜也
何だかんだと本日、4回目の観劇。ほとんど毎週、コクーン通い。1週間に1度観ないと禁断症状が出る~

いつも後方列、隅っこの席しか縁のない私だけど今日だけは前方のいい席だった。ま、端っこには変わりなかったけど…。

やっぱり、このお芝居は前で観た方が俄然、迫力があって良い。竜也くんもしっかり観れた!横顔も背中も美しい~。潤んだ瞳がキラキラしてた

東京公演も残すところあと1週間。最初の頃は、体力、声共に持つのかいって思ったけど、最近はたぶん持つだろうって安心して観ていられる。しょっぱなからかなり完成度が高い気がしたけど、さらにこなれてきて余裕さえ感じられる。鋼太郎さんとのからみなんか二人芝居みたいだ。観るたびに違ったシチュエーションでぶつかりあっている。二人のガチンコ対決見応えあるぞ~。

一人だけ温度が低く感じられたピュラディスが、かなり熱くなっていた。エレクトラとオレステスが「もうだめだ、最後だ~」って抱き合うシーンでポロポロ、泣いているんだもん。かなりドキドキした。

さて、私のお気に入りシーンは…
コロス達をかきわけて、ヘレネの館に乗り込むオレステスとピュラディスの後ろ姿。それに重なって、怒濤のごとく鳴り響くドラムの音がかっこよくてゾクゾクする~ やっぱり私は音楽がらみのシーンに反応しやすい。

あとヘルミオネを人質にとったオレステスがメネラオスと遣り合うシーンも圧巻。高いところから見下ろしながら朗々と台詞を言うオレステスが最初とは別人の様。あんた、病気いつ治ったのって感じ。

半裸でボロボロなオレステスがどんどんかっこよくなっていくんだよね。なんだか不評なお髭もなかなかいいんじゃないって思えてくる。欲を言えば、もう少し下腹締めましょうね~。

カテコは満面の笑顔!充実感から?それとも明日は休演日だから?確かに休みの前は嬉しいよねっ。さあ、飲みに行くぞって感じが笑顔を倍増させてるみたいに思えた。あと、コロスの女優さんたちがしきり誰かに手を振っていた。後ろをみたら外国人が何人か見えたけど、関係者の方が見えていたのかしら。

ギリシャ悲劇という新たなハードルを越えた竜也くんに貫禄がついてきた。




空が高くなった…

2006年09月24日 | 日常あれこれ
なんだか今日は空が高い…。気がつくとすっかり秋だなあ。

旅行で遊び呆けていたから、先週はきつかった。土日が連休で助かった。ちょうど近くの駅周辺は市民祭り。毎年、各町内会から神輿が出て賑わう。その出発地点がちょうどスポクラの前あたり。バスを降りて3分で着くスポクラだけど、今日はものすごい人出でなかなかたどり着けない。で、こっそり裏口入場をした。

10月からスタジオプログラムが変わって、アスリートのイントラさんの上級エアロがなくなってしまう。来週は休館日だから今日がホントの最終週!いつもよりさらにピッチも早くてかっ飛ばしてくれた。みんなテンションも上がって最高潮!ヘロヘロの体とは裏腹の笑顔!笑顔!笑顔!たぶん、私も含めてMな人が多いんだ、きっと。

表向きはアクアをやるイントラさんがいないので先生はそちらを担当するってことだけど、じわじわと走るクラスが減らされている。スタジオはいつも満員御礼だけど、参加するのは古参者ばかり。こういうきついコテコテなエアロに、若者は食いついてこない。今はヨガ・ピラティスといったコアトレーニングが受けているの時代なのだ。いつ何時でも新しい者が優先される時代。下に厚く、上に薄いって何も職場だけじゃないのね。客の立場でもそうなのよ。いやだったらお辞めなさいってね。せちがらい世の中になったもんだ。

10月から、先生はアクアのあと筋トレのクラスを担当してくれるからそっちでがんばろうっと。

IL GHIOTTONE

2006年09月24日 | 旅行
京都旅行、最後の締めくくりはイタリアンレストランでのランチ~八坂神社近くにある「IL GHIOTTONE(イルギオットーネ)」は、なかなか予約困難という人気店。ここも友人が1ヶ月前にしっかり予約しておいてくれた。

懐石料理続きだったから、イタリアンがなんとも新鮮でおいしい。前菜のスープ、いちじくのサラダ(写真)、パスタ、お肉料理、デザートと凝った独創的なお料理が続々登場。どれもこれも繊細で品のある味つけでおいしかった。

東京店もオープンしたとのこと。国際フォーラムの真前にあるらしい。これは観劇の折にでも是非いってみなきゃ。ちなみこちらも1ヶ月前からの予約が必要なんだって。


一澤信三郎帆布

2006年09月24日 | 旅行
ちょっと前にお家騒動で、一躍、脚光をあびた鞄屋さん。ひと段落着いた様で、名前と店舗を変えて、営業中。聞けば、物凄い人気で午前中には売り切れてしまうらしい。9時20分頃店について入ろうとしたら、警備員さんから「あちらへ並んでください」との指示が…。店から10メートルほど離れた路地にいくと、延々と続く長蛇の列…。早速、最後尾に並ぶ。

しばらくするとお店のお兄さんが来て、「本日は、お一人様、2点限りの販売となります」というお知らせが。ここまで並んで、2点しかダメなんて言われたら、なんとしても買わなくちゃいけないような気持ちになる。だってここでしか買えないんだよ。通販もないし、デパートにも卸してないんだもの。すごい希少価値なのよ。これも営業戦略というところかな。

1時間並んでやっと入店。さすが、どの鞄もシンプルで質がいい。縫製がとても丁寧。どれにしようかなあなんて迷っているとたちまち他の人に取られてしまう。これっと思ったらしっかり確保しておかないといけない。で、しっかり2点買っちゃった。いずれも自分の分を。

紙袋を下げて歩いていると、「あ、いかれたんですか?信三郎さん」「並んだんですか?」って京都人からの反響も大きかった。

でもこの鞄、使ってみたら物がたくさん入ってとても便利。革じゃないから重たくないし、値段もお手ごろだし。仕事着だのエアロシューズだのを持ち歩くには最適だ。1時間、並んだ甲斐があった。これもいい思い出になった。大事に使わなくっちゃ。


錦市場

2006年09月23日 | 旅行
やっぱり女性は買い物好き。それがおいしいものだと、ますます拍車がかかる。錦市場は実に楽しいところだった。京野菜、魚、おばんざい、お菓子、アイス、たこ焼き、漬物、乾物等、目を引くお店がたくさん。試食、試飲をしながら商店街を往復するだけでお腹いっぱいになってしまう。

もちろん、買い物もした。だし巻き卵、黒豆茶、しじみのスープ、ドライフルーツ、ウコンに何故か靴下も。エアロではけそうなソックスが安かったんだもん。

いいなあ、京都の人はおいしいものがいつも食べられて。

光縁寺

2006年09月23日 | 新選組
壬生寺近くにある小さなお寺。新選組隊士のお墓参りが出来る。

寺の隅の一画にひっそりたたずむ隊士の墓。
このお寺の住職さんと山南敬介は生前、親交があった。山南の紹介で切腹した隊士達がこの寺に葬られたそうだ。激動の時代である。住職は葬式を出せない困窮した人達が寺門前に死体を放置していったのを、分け隔てなく弔ってあげた。温厚な山南さんらしい人脈だなあ。

その山南さん本人がまさか切腹してここに弔われることになるとは。どこかでボタンを掛け違えちゃったような気がするんだよな。あの時代じゃなかったらどうにかなっていたんじゃないかって。盲目的に突っ走っていく新選組に対して、危機感や疑問を感じた山南さんは、無意識の中で時代の流れを感じていたのかもしれない。そして明らかにその流れに逆行していく新選組の末路も。自ら身を引き、潔く死を選んだ山南さんに、新選組や試衛館に対する深い思いを感じる。一途で純粋な青年だったのだろうな。

沖田氏縁者という女性のお墓もある。誰の墓だか、沖田総司とどのような関係だった人なのかわからない。この墓がある故に、後世、沖田総司は医者の娘と恋をしていたなんていう話が生まれてくる。彼女はどうして命を落としたのだろう。沖田総司伝説は尽きることがない。

幕末から100年。今の京都を見たら、みんなどう思うのかなあ。諸行無常だなあ。

壬生寺

2006年09月23日 | 新選組
菊のかおりに 葵が枯れる
枯れて散る散る 風の中
変わる時勢に 背中を向けて
新撰組よ 何処へ行く

広いお寺の境内に、保育園があった。
沖田総司がここでよく子どもと遊んでいたという逸話が新選組始末記の中に残っている。

『ああ、新撰組』の歌碑と『近藤勇之像』を観る。
近藤さん、35歳前後にしては落ち着いてないかい?やっぱり人を束ねていく人ってそれなりのオーラがあるのね。

でもこの顔、どこかで見たことある。「ほら、あのお笑いの人、誰だっけ」と友人と盛り上がる。同じ顔が浮かんでいるのに、名前が思い出せない。「ほら、ほら…あの人」……………

しばらくたってから思い出した!
近藤勇ってトミーズの雅さんに似てないかい?