桑田圭祐氏が歌うこの唄を聴くと…、何故か泣けてくる。
ある日、小学校でヨイトマケの子どもは汚いといじめられた主人公は、学校を逃げ出し泣きながら家へ帰ろうとする。その途中、泥にまみれ汗を流して働く母の姿を目にした。
「いじめられた」って抱いてもらいながら、母に慰めてもらうつもりだった。
だけど、その姿を見た瞬間、甘えてはいけないと学校へと帰っていく。母の姿そのもに教えられた。なにも泣くことはない。ヨイトマケは恥ずかしいもんじゃない。胸を張っていろと。
私の父も、鉄筋工だった。朝早くから、現場へ出かけていき帰りも遅かった。休みもあまりなく泥だらけの仕事着が毎日、洗濯場においてあった。私が育った昭和40年代は日本経済の高度成長期でもあり、勉強して大学を出て良い仕事につくことが第一の価値観の時代だった。「うちはブルーカラーだから」って、母が言っていたっけ。スーツを着て会社に通うホワイトカラーの友達のお父さんたちが羨ましかったこともある。職人というのは、妙に、頑固で無口でもあるし。
だけど、そんな父の姿が、私の中に職人気質を育てた。さぼる事を考えるより動けって教えられた気がする。
いまや、ヨイトマケもガテンな仕事として認められ、女性だってどんどん進出している。労働の喜びを実感できる仕事って、自分も幸せでいられる。体を動かしているから体力もついて健康でいられる気もする。
気がつくと、私も汗水たらして働いているが、この仕事がつくづく性に合っていると満足している。
ある日、小学校でヨイトマケの子どもは汚いといじめられた主人公は、学校を逃げ出し泣きながら家へ帰ろうとする。その途中、泥にまみれ汗を流して働く母の姿を目にした。
「いじめられた」って抱いてもらいながら、母に慰めてもらうつもりだった。
だけど、その姿を見た瞬間、甘えてはいけないと学校へと帰っていく。母の姿そのもに教えられた。なにも泣くことはない。ヨイトマケは恥ずかしいもんじゃない。胸を張っていろと。
私の父も、鉄筋工だった。朝早くから、現場へ出かけていき帰りも遅かった。休みもあまりなく泥だらけの仕事着が毎日、洗濯場においてあった。私が育った昭和40年代は日本経済の高度成長期でもあり、勉強して大学を出て良い仕事につくことが第一の価値観の時代だった。「うちはブルーカラーだから」って、母が言っていたっけ。スーツを着て会社に通うホワイトカラーの友達のお父さんたちが羨ましかったこともある。職人というのは、妙に、頑固で無口でもあるし。
だけど、そんな父の姿が、私の中に職人気質を育てた。さぼる事を考えるより動けって教えられた気がする。
いまや、ヨイトマケもガテンな仕事として認められ、女性だってどんどん進出している。労働の喜びを実感できる仕事って、自分も幸せでいられる。体を動かしているから体力もついて健康でいられる気もする。
気がつくと、私も汗水たらして働いているが、この仕事がつくづく性に合っていると満足している。