森光子さん、一度は観て見たかった。加えて、久々に舞台登場の“俳優”石田純一さんにも興味があった。前回の舞台、『愛しのジュリエット』が思いのほか良かったもので。どうせ観るなら千秋楽公演がいい。2階席だったけどチケ取り成功!銀ブラ経由で帝劇へ向かう。
先週のコクーンとは明らかに客層が違う。年配の方、それも熟年夫婦が目につく。ジーンズで出かけてしまう私なんかとは違って、服装もきちんとしていてみなさん、お金持ちの紳士淑女って感じ。中には東ファンの若い女性もいたけど、東も、もうすぐ40歳だものね。
芝居の内容云々より、何が凄いかって、それは森光子さんの一言の尽きる。御年、85歳にして、あの美貌、声、身のこなし。おさげ髪で登場した森さんはちゃんと少女に見えた。それが女優として出世していくにつれて色気を増していく。最後、弟を亡くして「しんちゃん、一人にしないで・・・」と泣き崩れた姿。その姿と余韻から寂寥感が伝わってくる。85歳ならではの円熟味を感じてぞくっとした。
文化勲章受賞も加わってお祝いムードも満点の千秋楽。最後、メインの出演者からご挨拶があった。さすが帝劇~。若い女優さんたちはこの舞台に参加できて嬉しかったという感想。気配りの石田さんはスタッフにも言及。森さんのためにがんばったって。それに対抗して東も森さんを持ち上げる。そして、最後は森さん。出演者、スタッフ全てを労い、帝劇に足を運んでくれたお客さんに対する感謝も忘れない。さすが年の巧です。加えて、タンゴも踊ってくれた。
芸能生活70周年を迎える森光子さんからみれば、50、60歳なんてまだまだひよっこだ。こんなに輝いている85歳がいるってこと事体、励みになる。こんなにステキに年をとっていける人がいるなんて…。もちろん、影の努力はものすごいのだろうけど。生きるって素晴らしいって思えてくる。
森光子さん、「素敵な舞台をありがとう」って素直に思った。
先週のコクーンとは明らかに客層が違う。年配の方、それも熟年夫婦が目につく。ジーンズで出かけてしまう私なんかとは違って、服装もきちんとしていてみなさん、お金持ちの紳士淑女って感じ。中には東ファンの若い女性もいたけど、東も、もうすぐ40歳だものね。
芝居の内容云々より、何が凄いかって、それは森光子さんの一言の尽きる。御年、85歳にして、あの美貌、声、身のこなし。おさげ髪で登場した森さんはちゃんと少女に見えた。それが女優として出世していくにつれて色気を増していく。最後、弟を亡くして「しんちゃん、一人にしないで・・・」と泣き崩れた姿。その姿と余韻から寂寥感が伝わってくる。85歳ならではの円熟味を感じてぞくっとした。
文化勲章受賞も加わってお祝いムードも満点の千秋楽。最後、メインの出演者からご挨拶があった。さすが帝劇~。若い女優さんたちはこの舞台に参加できて嬉しかったという感想。気配りの石田さんはスタッフにも言及。森さんのためにがんばったって。それに対抗して東も森さんを持ち上げる。そして、最後は森さん。出演者、スタッフ全てを労い、帝劇に足を運んでくれたお客さんに対する感謝も忘れない。さすが年の巧です。加えて、タンゴも踊ってくれた。
芸能生活70周年を迎える森光子さんからみれば、50、60歳なんてまだまだひよっこだ。こんなに輝いている85歳がいるってこと事体、励みになる。こんなにステキに年をとっていける人がいるなんて…。もちろん、影の努力はものすごいのだろうけど。生きるって素晴らしいって思えてくる。
森光子さん、「素敵な舞台をありがとう」って素直に思った。